今回はAMD Ryzen 5 5500Uにメモリ8GBを搭載したLenovo Slim 750i (14インチ)のレビューをしていきます。Amazonで6万円台という価格帯ながら非常に満足の1台でしたので、その詳細をお伝えできればと思います。
今回紹介したLenovo Slim 750i (14インチ)を早速分解して、SSDを増設してみました。
手順などはこちらの記事をご覧ください!
去年レビューしましたLenovo IdeaPad 550i (15.6インチ)との違いも併せて紹介できたらと思います。
目次
- 今回購入したパソコン
- ズバリ!Lenovo IdeaPad Slim 750iはこんな人におすすめ!
- Amazon.co.jpで買ったIdeaPad Slim 750iはこう届いた!
- Lenovo IdeaPad Slim 750iの外箱をじっくり観察してみる
- Lenovo IdeaPad Slim 750iを開封する
- Lenovo IdeaPad Slim 750iの付属品と外観
- Lenovo IdeaPad Slim 750iを起動する
- Lenovo IdeaPad Slim 750iのいい所と気になる点
- おすすめの設定など
- まとめ
今回購入したパソコン
今回購入したパソコンはLenovoのIdeaPad Slim 750i (14インチ)です。
主なスペックは下記の通りです。
機種 | Lenovo IdeaPad Slim 750i (82LM00LMJP) |
CPU | AMD Ryzen 5 5500U 2.10GHz (最大ブースト時 4.00GHz) 6コア 12スレッド |
Graphics | CPU内蔵 (AMD Radeon™ Graphics) |
RAM | 8 GB DDR4-3200 MHz (オンボード) |
Storage | 256GB SSD, M.2 PCIe-NVMe |
LCD | 14-inch Full HD, IPS液晶 |
生体認証 | 指紋センサー |
サイズ | 幅: 321.6mm × 奥行き: 211.6 mm × 厚さ: 17.9 mm |
重量(本体) | 1.45kg |
SSDにはSamsung 社製のPM991シリーズ (MZALQ256HBJD-00BL2)、Wi-FiにはRealtek 社製のRTL8822CE (02HK701)が使用されておりました。
ズバリ!Lenovo IdeaPad Slim 750iはこんな人におすすめ!
Officeなし、Ryzen 5、メモリ8GB、ストレージ256GBのIdeaPad Slim 750iがおすすめな方は、ズバリ!
- 小型なパソコンが欲しい方
- 外に持ち運んで作業したい方
- それなりにパワフルな作業をする方
- Microsoft Officeを使わない方 / Microsoft 365 (旧 Office 365)の契約がある方
です。
小さく軽量な本体なので、持ち運びも簡単です。
更に、CPUにはAMD Ryzen 5 5500U、メモリ8GBを搭載していますので、日常の作業には十分すぎるスペックです。
Microsoft Officeは付属していないため(価格的に当たり前ですが)、Word、Excelなどは使わない、メールクライアントソフトもThunderbirdなどを使う、という方には無駄なくお勧めできるパソコンです。
逆に向いていない方は
- 室内での利用がメインの方
- 動画編集ゴリゴリで行う方
- ゲームメインで利用する方
- Intel CPUが好きな方
です。
これらの方は、Officeなし、Core i7モデル、メモリ8GB、ストレージ512GB(14インチだけど)で鬼コスパのIdeaPad Slim 350iを選ぶなどしてください。
宅内で据え置きのパソコンとして利用される方は、一般的な15.6インチのOfficeなし、Ryzen 5、メモリ8GB、ストレージ256GB(なんと5万円台)や、ちょっとリッチに16インチのこちらのパソコンがお勧めです。
動画編集をしたい方はdGPUを搭載している鬼コスパなこちらのパソコンやもう少しだけハイエンドなこちらのパソコンをお勧めします。
今回紹介するLenovo IdeaPad Slim 750iは6万円台のパソコンといえどAMD Ryzen 5 5500Uを搭載し、それなりのパワーを持ってるPCです。
ではいよいよ、届いたLenovo IdeaPad Slim 750iを見ていきましょう。
Amazon.co.jpで買ったIdeaPad Slim 750iはこう届いた!
今回Amazon.co.jpで購入したIdeaPad Slim 750iを実際に見ていきます。
まずは、梱包から見ていきます。
中には一応緩衝材として紙が入っていました。
Amazon.co.jpから発送された場合には、「こんな感じで届きましたよ!」的な紹介でした。
Lenovo IdeaPad Slim 750iの外箱をじっくり観察してみる
さて、開封する前に、外箱を少し観察してみます。
▼ 箱の裏には保証書とARIB STD-T66に準ずる現品表示、国連番号がありました。
ちなみに、今回の国連番号は「UN3481」、これは「リチウムイオン電池(リチウムイオンポリマー電池を含む)(装置とともに包装されたもの)」が中に入ってますよー的な表記だそうです。先日Mac miniをレビューした際には「UN3091」とありましたね。
上部と右側面
なお、左側面にはスペックとシリアルナンバーが確認できます。
外箱には再生段ボールを使用しているそうです。
ここら辺の箱の雰囲気は、Lenovo IdeaPad 550i (15.6インチ)と非常によく似ています。
Lenovo IdeaPad Slim 750iを開封する
では、いざ開封していきます。
「Lenovo」とあるVoidシールをカッターナイフで切り、開けていきます。
▼ しっかりと梱包材で守られてはいっています。
▼ Lenovo IdeaPad 750iの箱の耳にはIdeaPad 550iにあったようなプラスチック製梱包材の材質表示がありませんでした。
▼ ACアダプターは口の閉じていないビニール袋に入っており、箱を開封するとすぐに出てきます。
Lenovo IdeaPad Slim 750iの付属品と外観
付属品はシンプルです。
PC本体とACアダプター、「安全上の注意と補償についての手引き」や「Setup Guide」と「サポートのしおり」などが入っていました。
▼ せっかくなので、もう少し付属品を見ていきます。
Lenovoユーザ専用の出張サービスの案内のチラシが入っていました。
そして、「スタートアップガイド」。これは横に長いです。
そしてスタートアップガイドの裏側
そして、緩衝材にくるまれたPC本体。
とACアダプタです。
そろそろ緩衝材からPC本体を解き放ちますね。
いい感じです。天板には小さく右側にLenovoというロゴがあるのみです。
とても清潔感があり、いい感じです。
PCを開けると、キーボードの上にカバーがありました。ただの不織布です。
不織布をとると、じゃーん!キーボード!
…と、髪の毛・・・。
やや若干癖のあるキーですね。キーボードについては「Lenovo IdeaPad Slim 750iのいい所と気になる点」の「キーボード」の部分に書きますね。
パームレスト左下にはAMD RYZENとAMD RADEONのエンブレムとeSupportのQRコードがあります。
購入時、電源ボタンの部分にはシールが貼ってあります。
電源ボタンは指紋センサーになっているようです。PCの使用前にはこのシールを剥がしておきましょう。
▼ そのまま下に目を運ぶと、こちらにもLenovoのロゴが付いています。
内蔵のスピーカーはあまり期待していませんが、一応DOLBY AUDIOのロゴがあります。
そして、Webカメラ。
こちらも購入時にはシールが貼ってありますね。
WebCamはシャッターが内蔵されており、WebCamを利用しない時にはシャッターを閉じておくことで盗撮防止が可能なようです。
詳しくは「Lenovo IdeaPad Slim 750iのいい所と気になる点」の「Webカメラ」の部分にまとめます。
画面の角度ですが、15.6インチモデルのIdeaPad 550iと比べると、あまりフラットにはならないようです。
裏はこんな感じです。
シリアルナンバーとWindowsのエンブレムシールが確認できます。
▼ Windows 11のエンブレムはおしゃれになりましたね。
Windows 10のエンブレムシールはWindows 8のエンブレムシールを流用したデザインと、下部が青いデザインの数パターンがありましたが、Windows 11のシンプルながら上品なデザインでいいですね。
▼ 左側面には電源コネクターとUSB-CとHDMI、オーディオジャックの他、システム状態ライト(LED)とNovo ボタンホールがあります。
Novo ボタンホールはUEFI/BIOS Setup Utilityを立ち上げる際に使用します。
▼ 右側面にはSD カードスロット、(フルサイズの)USB (3.2 Gen 1/Gen 2) Type-A コネクターが2つあります。
また、2つあるUSB Type-A コネクターのうち、一番端にあるコネクタは「Always-on機能」に対応しています。
この機能はPCがオフになっている場合にも、このコネクタに接続されている機器へ給電ができる機能です。「Always-on機能」のUEFI/BIOS Setup Utilityで有効/無効の設定ができるほか、Lenovo Vantageでも操作が可能です。
画面上部が若干せり出たデザインになっていますので、簡単に画面の開閉ができます。
Lenovo IdeaPad Slim 750iを起動する
いよいよ、PCを起動させてみます。
初回起動時にはWindows 11のOOBE(セットアップ)が立ち上がりますので、手順に従ってセットアップを完了させます。
ここで、有線のLANケーブルを利用している方はLANポートがないことに気が付くかもしれません。
筆者はUSB接続のLANアダプタを用意して対応しました。
なお、Windows 11をオフラインでセットアップしたい方はこちらの記事をご覧ください。
▼ 電源を入れると、電源ボタンの隣にあるLEDとPC本体側面にあるLEDが白く点灯しました。
側面のLED(システム状態ライト)はPCの状態やバッテリーの残量によって光り方がことなります。
システム状態ライトの光り方 | |
白色の点灯 | コンピューターの電源がオンになっています。バッ テリー容量 21% ~ 100% |
素早く点滅 | 素早く点滅:コンピューターの電源がオンになっています。バッ テリー容量 1% ~ 20% |
ゆっくり点滅 | コンピューターはスリープ状態になっています。 |
消灯 | コンピューターの電源がオフなっています。 |
なお、LEDつながりで見ていきますと、PCを充電する際にはACアダプタのジャック(差込口)の隣のLEDが点灯します。
バッテリーの残量が90%までの場合にはオレンジ色に点灯し、91%以上の場合には白く点灯します。
セットアップが完了すればPCをすぐにお使いいただけます。
BIOSの設定項目
普段操作することはないかもしれませんが、雰囲気をつかんでおきましょう。
今回はNovo ボタン・ホールをクリップで突いてみました。
IdeaPad 550i (15.6インチ)のBIOSと異なりグラフィカルです。
イメージとしたらdynabookのBIOSのデザインとよく似ています。
▼ Information タブ
▼ Configuration タブ
▼ Security タブ
▼ Boot タブとExit タブです。
▼ Boot Menuもマウス操作が可能でした。
Lenovo IdeaPad Slim 750iに入っていたソフト
ザッと見る限り「Lenovo Vantage」や「LenovoUtility」、「Glance by Mirametrix」などがインストールされていましたが、はがき作成ソフトなどはバンドルしていないようです。
買い替え前のPCで筆ぐるめや筆まめなどを利用していた場合には、別途用意が必要です。
その他、マカフィーがインストールされています。
期限が切れる前に更新をするか、Windows Defenderに切り替えるといいでしょう。
Lenovo IdeaPad Slim 750iのいい所と気になる点
いいところ
細ベゼル
DELL XPS13シリーズ程のベゼルレスではないとは言え、2014年ごろまでのノートパソコンから買い替えされる方であれば結構コンパクトに感じると思います。
電源オフの状態でのバッテリー充電状況の表示
電源がオフの時に、PCの充電状態を知りたい方もいらっしゃいますよね。
このLenovo IdeaPad Slim 750iでは、PCをオフにしていても、キーボードで任意のキーを押下すると画面に、バッテリーの充電状況が表示されました。
最近のPCにはよくある機能ですが、地味に便利です。
Webカメラ
このPC固有の機能ではありませんが、今風のパソコンと同じように、Webカメラにシャッターが付いております。
リモートワークやリモートミーティングでWebカメラの使用頻度が上がっている方も多いと思いますが、逆に使わない時はWebカメラの部分に付箋を貼って、盗撮防止の対策を取られている方も少なくないかもしれません。
このLenovo IdeaPad Slim 750iでは、Webカメラを使用しない時は内蔵のシャッターを閉じておくことで、物理的にWebカメラを塞ぎ、盗撮防止を実現できます。
下の画像は、同じ機構を持つIdeaPad 550i (15.6インチ)の例ですが、内蔵のシャッターの威力をご覧ください。
まずは普通にシャッターを開けて、通常通り撮影してみます。
きれいに映っていますね。
次、シャッターを閉めてみた様子はこちらです。
きちんと真っ暗になっておりますね。
では、半分だけシャッターを開けてみると…。
当然半分だけ隠れています。
なので、「あれWebカメラがおかしいんだけど!」っていう時には、是非Webカメラのシャッターが開いているかご確認ください。
カメラの部分にシャッターが付いているこのパソコンを購入すれば、物理的にカメラを塞ぐことができるので、今まで付箋やマスキングテープを貼っていた方にはとてもお勧めです。
キーボードバックライト
暗所で作業することはありますでしょうか?
このIdeaPad Slim 750iにはキーボードバックライトが搭載されており、薄暗い空間でも作業が出来ます。
ちなみにキーボードバックライトは「オフ」、「普通」、「明るい」の3タイプから選ぶことができます。
指紋センサーがある
非常に低価格なPCですが、電源ボタンに指紋センサーが付いており、事前に設定しておくことでPCのログインの際、パスワードを入力せずとも使用が可能になります。
この機能はとても便利で、電源投入時に登録した指を使用するだけで、パスワードを入力せずともすぐにログインされデスクトップまで表示されます。
最近では、外付けの指紋センサーがだいぶ安価となりましたが、内蔵しているとUSBも塞ぎませんし、スマートですね。
気になるところ
Lenovo IdeaPad Slim 750iのキーボード
見た目ほど浅いストロークでもないですし、打鍵感もさほど悪くはないですが、ややキーが特徴的です。
矢印キーについては「↑」「↓」が小さくなっています。
そして、「¥」がやや小さく、「Back space」とつながっています。
画面のバックライト
Windows上で画面の輝度を0にするとバックライトが消えます。
この仕様を知っていれば問題ありませんが、実家にプレゼントしたら3日も経たず「壊れた!」と連絡が来るかもしれません。
(ちなみに、筆者は「実家」に送った訳ではないですが、似たような案件で連絡が来ました。)
デフォルトではホットキーが有効になっています。
しかも輝度を下げる機能が割と使うであろう、「F5」ですので、押しているうちに画面が消えた!ってことになるかもです。
これはこのモデル固有の問題ではなく、例えば、2015年12月にAsusから発売された一体型パソコンのASUS Zen Aio Z220ICUKでも発生し、厳密にいえば「問題」ではないかもしれませんが。
とりあえず、「そんなこともあるんだなー」程度に覚えておいてください。
ACアダプター
ACアダプターはそこまで大きいわけではありませんが、頭が大きくコンセントを大きく塞ぐため環境によっては延長ケーブルを用意したほうが作業しやすいかもしれません。
また、この個体では問題ありませんでしたが、場合によってはACアダプタをPCに差し込む際、半分くらいのところでやや引っかかりを感じるかもしれません。充電する際にはきちんと差し込めているか確認しましょう。
Flip to Boot
古いTOSHIBA Satelliteにもあった機能ですが、最近のLenovoやNECのPCでは有効になっています。
この機能は画面を開けるだけで電源がオンになります。
便利っちゃ便利ですが、不要という方もいらっしゃるかと思います。
無効にする方法は次の項「おすすめの設定など」にまとめましたので、オフにしたい方はご覧ください!
LANケーブルが刺さらない
「可能な限りWi-Fiで!」という事なんでしょうね。
このPCで有線のLANケーブルを接続する場合には、USB接続のLANアダプタを用意するといいでしょう。
おすすめの設定など
Lenovoのパソコンには「Lenovo Vantage」というユーティリティがプリインストールされています。
この
プリインストールされている「Lenovo Vantage」を使えば簡単にPCの設定ができます。
ここでは利用のシチュエーションに合わせた、おすすめの設定を紹介します。
例えば、「PCは電源に繋ぎっぱなしで利用するよ!」って方向けに。
スマホもPCも常にバッテリーの残量が100%を維持していたり、逆に0%の状態で放置しておくとバッテリーの劣化が早まります。
そこで、使い始めたら、ずーっとACアダプタ繋ぎっぱなしの方は、是非、「保全モード」をオンにしましょう。
まずは、「Lenovo Vantage」を起動させ、「ダッシュボード」から「電源」をクリックします。
「電源」では、PCの電源にまつわる設定が行えます。
ちなみに、「バッテリーの詳細を表示」をクリックすればバッテリーの状態をすぐに確認できます。
さて、「保全モード」の場所ですが、画面を下に引き下げていくと、「バッテリー設定」が出てきます。
ここで、「保全モード」をオンにすると完了です。この保全モードはバッテリーを「意図的に」55%~60%までの充電で抑えておくことでバッテリーの寿命を延ばすというモードになります。
そのため、「頻繁にACアダプタから取り外し、バッテリーで使うよ!」という方にはあまりお勧めできませんが、「1年中、充電しっぱなし!」という方には非常におすすめです。
「Always-on機能」は「常にUSBデバイスに電源を供給する」から設定が可能です。
ちなみに、「Flip to Boot」(画面開けたらPCの電源が付く機能)の設定は、「開いてスタート」から設定ができます。
「開いてスタート」 をオンにすれば、画面を開くとスイッチが付くモードで、オフにすれば従来通りの挙動になります。
▼ 「Flip to Boot」の設定はBIOS上でも変更ができます。
Lenovo IdeaPadではUEFI/BIOS Setup Utility (Lenovo Setup Utility)を起動させるためには、起動時に本体右側面にあるNovo ボタンホールをクリップやSIMピンのような細長い棒で押すと立ち上げることができますが、ここではWindowsの設定からUEFI/BIOS Setup Utilityを立ち上げる方法を紹介します。
Windowsの設定アプリを立ち上げ、「回復」をクリックします。
そして「PC の起動をカスタマイズする」の下にある「今すぐ再起動」をクリックします。
「オプションの選択」という画面に遷移したら「トラブルシューティング」をクリックします。
「詳細のオプション」に画面が変わったら「UEFI ファームウエアの設定」をクリックします。
そして、「再起動」をクリックします。
これで、UEFI/BIOS Setup Utilityに入ることができました。
画面左側にある「Configuration」タブをクリックし、「Flip to Boot」を見つけます。
ここで、「Flip to Boot」を無効にしたいときは、「Enabled」をクリックし、「Disabled」(無効)に切り替えます。
設定が完了したらF10キーを押下し、「Yes」を選択します。
これで完了です。
なお、Lenovo Vantageツールバーをオンにすれば、タスクバー上にLenovo Vantageのショートカットを追加できます。
これを有効にしておくと、キーボードのバックライトや充電に関する設定が簡単に行うことが可能です。
まとめ
ここまでLenovo IdeaPad Slim 750iを見てきました。
小型で軽量な割には、AMD Ryzen 5 5500Uを搭載しており、日常的な作業をする分には十分な性能を持ったハイコストパフォーマンスなノートパソコンでした。
メモリこそ増設できないものの、分解をすればm.2 SSDが増設できるという面でも、面白みのあるパソコンです。
ただ、前述のとおり、選択するモデルによってはMicrosoft Ofiiceが付属しておりません。
そのため、ビジネス用途で購入を検討されている方は、Officeソフトが付属しているモデルを選択するか、別途、永続版のOfficeソフトやサブスクリプションOfficeの購入、ご契約が必要です。
大学生の方は大学側でサブスクリプション形式のMicrosoft Officeを用意している場合がありますので、是非学生課など、担当の部署まで相談するといいかもしれません。
LANケーブルが接続できない、光学ドライブがないなど、今風の構成のPCですが、「指紋センサー」や「キーボードバックライト」があるなど、価格と比較すると充実した機能となっています。
2つとは言え、フルサイズのUSBポートがあるため、LANケーブルを接続しなければいけない場合には、USB接続のLANアダプタを用意したり、光学ドライブについては外付けのDVDドライブを用意するなどすれば欠点は随分と補えると思います。
という事で、ハイコスパなLenovo IdeaPad Slim 750iシリーズをレビューを終えようと思います。
次回はこのIdeaPad Slim 750iを分解してSSDを増設する方法をまとめますので、お楽しみに!
引き続き楽しいPCライフを!
では!
2022.08.06 IdeaPad Slim 750iのSSDの交換と増設する記事へのリンクを追加しました。