PCやUSBメモリやSDカードに保存した大切なデータを誤って消してしまった事や、フォーマットしてしまった事はありませんか?
ここではそんなアクシデントの時、強い味方になってくれるTenorshareから提供されている「4DDiG データ復元」を紹介します。
4DDiG データ復元はパソコン内部のストレージの他にも、USBメモリやSDカードなどのデータもサルベージできるため、うっかり大切なデータを消してしまった際にも取り戻すことが可能です。
目次
提供: 株式会社Tenorshare
USBメモリのデータ毀損は突然に
近年USBメモリやSDカードなどは大容量になり、価格も大変安価になりました。
多くのメーカーが様々な価格帯で販売しており、小型で軽量であることからデータのバックアップ先としても人気があります。
しかし、身近になったこれらのフラッシュドライブは保管する環境や操作のミス、その他の偶発的なトラブルによって突然データの取り出しが出来なくなる恐れがあります。
Case1: USBメモリのデータを消してしまった
シンプルなトラブルながら大変ありがちな問題ですね。
USBメモリ内のデータは削除する際に「このファイルを完全に削除しますか?」と表示され、「はい(Y)」を選択するとゴミ箱に入らず直接ファイルが削除されます。
このほか、内蔵のストレージでもファイルを削除する際にShift キー+delete キーで削除した場合でも同様にゴミ箱に移動されることなく直接ファイルが削除されます。
Case2: USBメモリをフォーマットしてしまった
PCに複数本のUSBメモリを挿入している場合に、誤って別のUSBメモリをフォーマットしてしまった等。
また、SDカードが数枚あり、デジカメで保管しておくはずのSDカードやUSBメモリを誤ってフォーマットや初期化をしてしまった等も同様です。
Case3: USBメモリが壊れてしまった
上記のような人的ミスの他にも、USBメモリが突然認識できなくなってしまった、「このボリュームは認識可能なファイル システム」と表示されアクセスが出来ないなどのトラブルに陥る場合があります。
コントローラが破損している場合には復旧は難しいかもしれませんが、ボリュームまたは全体がRAWになってしまった場合では復旧ソフトでデータを取り戻すことが可能かもしれません。
その為筆者はUSBメモリに大切なデータを保存する時には必ず、信頼できる大手メーカ2社のUSBメモリを1本ずつ用意して、双方に同じデータを保存するようにしています。(そもそも重要なデータの保存先としてはUSBメモリは選びませんが…。)
(大手メーカーだから壊れないという訳ではありません。この話は蛇足になるのでまた機会があれば…。)
そんなUSBメモリやSDカードのデータのトラブルをこの記事では数例見た後、失ったデータの復元方法についてみていきます。
USBメモリのデータを復元したい時は
PCやUSBメモリの中に保存したデータが予期せぬトラブルで消えてしまったときはどのようにすればよいのでしょう?
USBメモリなどの外部メディアなら、まずはできるだけ早い時期にPCやMacからUSBメモリを安全に取り外しましょう。
この時に復元したいメディアに新しいファイルを作成したり、変更を加えたりしないように注意しましょう。
そして、「4DDiG Windowsデータ復元」などのデータ復元ソフトを使用してデータを復元します。
4DDiG Windowsデータ復元とは
4DDiG Windowsデータ復元は株式会社Tenorshareが販売するデータ復元ソフトで、Windows の他、Mac版の提供もあります。
PC本体内のストレージはもちろん、USBメモリやSDカードなどにも対応しており、この1本のソフトでデータ毀損のトラブルはバッチリ対応できそうです。
また、他社のデータ復元ソフトと異なり、OSが破損して起動しない場合でも4DDiG Windowsデータ復元が利用できるWindows PEを作成する機能がセットになっているので、もしもPCが起動しないようなトラブルの際にもデータの復旧が可能です。
(他社製品だとWindows PEの作成はオプションになっている場合もある。)
さらに破損した動画を修復する機能も付いているようで、復元した画像や動画が破損していた場合には修復できるようです。
4DDiG Windowsデータ復元のシステム要件
Windows | Mac | |
---|---|---|
OS | Windows 11, Windows 10, Windows 8.1, Windows 8, Windows 7, Windows Server 2008-2019 | macOS Ventura (13), macOS Monterey (12), macOS Big Sur (11), macOS Catalina (10.15), macOS Mojave (10.14), macOS High Sierra (10.13), macOS Sierra (10.12), |
ファイルシステム | FAT16、FAT32、exFAT、NTFS、ReFS | APFS、HFS+、FAT32、exFAT、NTFS |
CPU | 1GHz以上の32bit/64bit プロセッサ | 1GHz以上の32bit/64bit プロセッサ |
ディスクスペース | 200 MB 以上の空き容量 | 200 MB 以上の空き容量 |
RAM | 512 MB 以上 | 512 MB 以上 |
4DDiG Windowsデータ復元がサポートしている記憶デバイス
以下は4DDiG Windowsデータ復元の公式ページに掲載されている4DDiG Windows データ復元がサポートしているストレージの一覧です。
- SD/メモリカード/TFカード
- USBメモリー、メモリースティック
- HDD/SSD
- デジタルカメラ/ミュージックプレーヤー/カメラコーダー
- フロッピーディスク、アクションカメラ、ドローンカメラ、ダッシュカメラ
普段使用するようなストレージは問題なく使用できそうです。
4DDiG Windowsデータ復元の価格とプラン
4DDiG Windowsデータ復元には「永久ライセンス」と「月間更新ライセンス」、「年間更新ライセンス」と3つのプランがあります。
何度も利用することが想定される場合には、いわゆる買い切り版の「永久ライセンス」がお勧めですが、「このアクシデントはもうこれ一回だけ!」という方については「月額更新ライセンス」がお得かもしれません。(ただし、翌月には解約手続きを忘れないように。)
Windows 版4DDiG Windowsデータ復元の価格表
4DDiG Windowsデータ復元の価格表です。通常価格のみを記載しています。
月間更新ライセンス | 年間更新ライセンス | 永久ライセンス |
---|---|---|
1ライセンスは1PCに対応 | 1ライセンスは1PCに対応 | 1ライセンスは1PCに対応 |
無料の技術支援 | 無料の技術支援 | 無料の技術支援 |
月間の無料アップグレード | 1年間の無料アップグレード | 生涯無料アップグレード |
自動更新、いつでも解約できる | 自動更新、いつでも解約できる | Windows 11/10/8.1/8/7対応 |
Windows 11/10/8.1/8/7対応 | Windows 11/10/8.1/8/7対応 | 1000以上のファイル形式に対応 |
1000以上のファイル形式に対応 | 1000以上のファイル形式に対応 | クラッシュした/起動していないPCからデータを復元 |
クラッシュした/起動していないPCからデータを復元 | クラッシュした/起動していないPCからデータを復元 | 破損した写真や動画を修復 |
破損した写真や動画を修復 | 破損した写真や動画を修復 | 高度な写真/動画修復 |
高度な写真/動画修復 | 高度な写真/動画修復 | |
9,860円 | 10,525円 | 16,817円 |
Mac 版4DDiG Macデータ復元の価格表
月間更新ライセンス | 年間更新ライセンス | 永久ライセンス |
---|---|---|
1ライセンスは1Macに対応 | 1ライセンスは1Macに対応 | 1ライセンスは1Macに対応 |
無料の技術支援 | 無料の技術支援 | 無料の技術支援 |
月間の無料アップグレード | 1年間の無料アップグレード | 生涯無料アップグレード |
自動更新、いつでも解約できる | 自動更新、いつでも解約できる | Windows 11/10/8.1/8/7対応 |
Windows 11/10/8.1/8/7対応 | Windows 11/10/8.1/8/7対応 | 1000以上のファイル形式に対応 |
1000以上のファイル形式に対応 | 1000以上のファイル形式に対応 | クラッシュした/起動していないPCからデータを復元 |
クラッシュした/起動していないMacからデータを復元 | クラッシュした/起動していないMacからデータを復元 | クラッシュした/起動していないMacからデータを復元 |
破損した写真や動画を修復 | 破損した写真や動画を修復 | 高度な写真/動画修復 |
高度な写真/動画修復 | 高度な写真/動画修復 | |
12,782円 | 15,664円 | 24,420円 |
4DDiG Windowsデータ復元のインストールと使い方
4DDiG Windowsデータ復元のインストール方法
▼ まずは、4DDiG Windowsデータ復元の公式ページを開き、「無料ダウンロード」をクリックします。
※ Mac版の4DDiG Macデータ復元をダウンロードしたい方はこちらから入手します。
▼ ダウンロードができたらダウンロードした実行ファイルをダブルクリックします。
4DDiG Windowsデータ復元をPCにインストールしていきます。
▼ UACが立ち上がったら「はい」をクリックします。
インストール自体は画面に従って操作するだけで簡単に行えます。
▼ インストール先などに変更がなければ、このまま「今すぐインストールする」をクリックします。
▼ このインストーラはWebインストーラのようで、このタイミングではインターネット接続を切断しないようにしておきます。
▼ インストールが完了しました。
今すぐに4DDiG Windowsデータ復元を使用してみたい場合には「今すぐ始める」をクリックします。
▼ 短時間ですがスプラッシュウィンドウが表示されました。
▼ ちなみに、4DDiG Windowsデータ復元は「デスクトップ」にアイコンが追加される他、スタートメニュー内にもショートカットが追加されます。
次回以降4DDiG Windowsデータ復元を起動させるには、デスクトップからスタートメニューから探してみてください。
▼ 4DDiG Windowsデータ復元の初回起動時にはチュートリアルが始まりました。
▼ 操作の前に手取り足取り説明してくれるので、PCの操作に慣れていない方でも分かりやすいと思います。
▼ 写真や動画の修復機能もあるようです。
▼ 4DDiG Windowsデータ復元の登録コード (ライセンスキー)をお持ちなら、ウィンドウの右上付近にある「鍵」のアイコンをクリックします。
▼ メールアドレスと登録コードを入力し、「登録」ボタンをクリックします。
▼ 登録が始まります。ネットを切断したりせずに暫く待ちます。
▼ 「正常に登録しました!」と表示されたら作業完了です。
これで4DDiG Windowsデータ復元のインストールは完了です。
4DDiG Windowsデータ復元の使い方
では、いよいよ4DDiG Windowsデータ復元を使って、USBメモリのデータを復元していこうと思います。
▼ PCにデータを復元したいUSBメモリを挿入します。
▼ 4DDiG Windowsデータ復元を立ち上げます。
▼ 4DDiG Windowsデータ復元がUSBメモリを認識したら、データを復元したいUSBメモリを選択します。
▼ 取り戻したいデータを選択し「選択したファイルタイプをスキャン」をクリックします。
例えば、カメラに使用していたSDカードのように、中に写真とビデオしか保存されていないようなケースでは「写真」と「ビデオ」を選択し「選択したファイルタイプをスキャン」をクリックします。
▼ 再びチュートリアルが始まります。
▼ ウィンドウ内の上部ではファイルを検索することもできるようです。
▼ スキャンの進捗はウィンドウ下部に表示されます。
▼ 処理が終わるまで気長に待ちます。
▼ スキャンがが完了しました。「OK」をクリックします。
▼ ツリー表示だと分かりづらい場合には、ウィンドウの左上付近にある「ファイルの種類」をクリックします。
▼ 「ファイルの種類」を選択すると、スキャンされたデータをファイルの種類別にみることが可能です。
▼ ここでは写真を復元してみたいと思います。
復元したいファイルを選択し、「復元」をクリックします。
▼ すると復元したデータの保存先を聞かれます。
▼ 復元したデータの保存場所を指定出来たら「復元」をクリックします。
▼ 処理が終わるまで暫く待ちます。
▼ 「復元完了!」と表示されれば、先ほど選択したフォルダに復元したデータがあるはずです。
「復元したファイルを表示する」とあるボタンをクリックしてみます。
▼ USBメモリから消えてしまったデータが復元できています。
▼ どのファイルも問題なく開くことが出来ました。
まとめ
身近で手軽でさゆえに大切なデータを失いやすいUSBメモリ、ここまではそんなトラブルの際に安心な、「4DDiG Windowsデータ復元」についてみてきました。
USBメモリ内の消してしまったデータの復元で悩むことはなくなりそうです。
4DDiG Windowsデータ復元には開けなくなった画像を修復する機能や、再生が出来なくなった動画を修復する機能があるようですので、もしも復元したデータが破損してたら修復を試してみるとよいかもしれません。
データというのは一瞬で消えてしまうことがあります。大事なファイルはしっかりとバックアップを取っておきましょう。(筆者も。)
最後までお読みいただきありがとうございました!
では!
2022.12.29 公開範囲を変更しました。