WindowsではMicrosoftが定期的にセキュリティ更新プログラム(Windows Update)を配信しOSやWindowsに内包される組み込みソフトのセキュリティ的な対策やメインストーム期間内のOSでは新機能のなどが継続して行われます。
これらの施策はPCを安心して利用する上で不可欠なものですが、場合によっては更新プログラムを起因とした予期せぬ不具合を発生させることがあります。
この記事では、Windowsにインストールされた更新プログラムをWindows 11が起動した状態からアンインストールする方法について紹介します。
目次
- 最近の更新プログラム (Windows Update)が原因で発生した不具合
- Windows 11で更新プログラム (Windows Update)をアンインストールする方法
- Windows Updateをアンインストールする上でのよくあるトラブル
- まとめ
最近の更新プログラム (Windows Update)が原因で発生した不具合
- Microsoft、Windows 11 KB5034765が0x800F0922でインストールに失敗することを確認
- Windows 11やWindows 10でWi-Fiが繋がらなくなるトラブルが発生か。原因はパッチチューズデーで配信された「KB5033375」?
- 最新のWindows 11 KB5032190に問題か。ブートループやタスクバーが破壊されるなど重大な不具合が発生中
Windows 11で更新プログラム (Windows Update)をアンインストールする方法
Windows 11で「設定」アプリを開く
では、このセクションではWindows 上からインストールされた更新プログラムをアンインストールする方法について紹介します。
▼ PCを起動させ管理者権限のアカウントでログインした後、スタートメニューをクリックします。
▼ スタートメニューから「設定」をクリックします。
※ タスクバーやスタートメニューに問題があり、設定が開けない場合にはこちらをご覧ください。
▼ 設定アプリがスタートにピン留めされていない場合には「すべてのアプリ >」を選択します。
▼ リストの中から「設定」を探しクリックします。
別の方法で設定を開く場合
▼ 「スタート」の上で右クリックするか、Windows キー +X を使用してスタートのコンテキストメニューを表示させます。
▼ 表示されるスタートのコンテキストメニューから「設定」を探し、クリックします。
タスクバーやスタートメニューに問題がある場合
なお、タスクバーやスタートメニューに問題があり、設定が開けない場合には以下の操作を行い設定アプリを開いてください。
Windows キー + I を押下し、設定アプリを立ち上げます。
「設定」アプリから更新プログラムをアンインストールする方法
設定アプリを立ち上げることができたらいよいよ任意の更新プログラムをアンインストールしてみましょう。
▼ 左ペインを下にスクロールします。
▼ そして[Windows Update]をクリックします。
▼ 「Windows Update」に遷移したら[更新の履歴]をクリックします。
▼ 画面が遷移したら最下部まで移動します。
▼ [更新プログラムをアンインストールする]をクリックします。
▼ ここでアンインストールしたい更新プログラムを見つけ、その右側にある[アンインストール]をクリックします。
▼ 「この更新プログラムとその関連情報はアンインストールされます。」と表示されますので、問題がなければ[アンインストール]をクリックします。
▼ 選択した更新プログラムのアンインストールが開始されます。
▼ この処理にはやや時間が掛かる場合があります。
▼ 「アンインストール済み、再起動が必要です」と表示されたらここまでの作業は無事に完了しました。
PCを再起動する
作業中のファイルや未保存の作業を正しく終了させたらPCを一度再起動します。
▼ スタートボタンをクリックします。
▼ 電源マークをクリックします。
▼ メニューから「再起動」を選択します。
▼ PCが再起動します。
▼ PCの電源が切れるまで少々時間が掛かる場合があります。
▼ 起動時にも処理が継続して行われます。
PCが起動したらすべての作業は完了です。
Windows Updateをアンインストールする上でのよくあるトラブル
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まとめ
ここまで、Windows 上で更新プログラムをアンインストールする方法について紹介しました。
無事に作業できましたでしょうか?
予期せぬ不具合が生じた際、この方法でサクッとトラブルシュートを行っていただけたらと思います。
2024.05.27 タグ「Windows Tips」を追加しました。