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地震や噴火など災害時の強い味方!「00000JAPAN」の使い方と危険性/注意点

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地震や噴火など災害時の強い味方!「00000JAPAN」の使い方と危険性/注意点

日本は地震などが多い国と知られる他、近年では台風や大雨による被害など、様々な自然災害が多発しています。既に多くの方はこうした災害に備えて飲食料品や生活必需品などを用意しているものと思います。こうした常日頃から備えられるものの他、情報資産の保全や、日増しに重要度が高まるインターネット接続の確保なども喫緊の課題です。

この記事では災害時や通信障害時に解放される公衆無線LANである00000JAPANの繋ぎ方や使い方の他、00000JAPAN利用時の注意点や危険性についても詳しく紹介していきます。

目次

00000JAPANとは? 東日本大震災をきっかけに始まった公衆無線LAN

00000JAPAN」は震災発生時や大規模通信障害の際に契約キャリアやサービス加入状態と関係なく被災した方が誰でも利用できる公衆無線LANサービスの名称、および災害用統一SSIDです。

00000JAPANは2011年に発生した東日本大震災の際、携帯電話網の復旧を行っている間、ドコモ、au、ソフトバンクなどの携帯キャリア大手がドコモWi-Fi (現d Wi-Fi)やau Wi-Fi SPOT、ソフトバンクWi-Fiスポットを無償で解放したことが契機となり誕生しました。

災害発生時や大規模通信障害などで携帯電話網が利用できない場合でも00000JAPANによりインターネット接続が利用できるためweb171などを使用して緊急時の安否確認や情報収集等が行えます。

災害時における迅速な情報インフラの確保は、救命活動や被災地の復旧において極めて重要です。このため00000JAPANは、災害時の情報伝達と連携を強化するための重要な仕組みと言えます。

ちなみに「00000JAPAN」の読み方は「ファイブゼロ・ジャパン」だそうです。
昔、「HAWAII FIVE-0」というドラマがありまして、それは「ファイブオー」と呼んでいたもので、かぼしー(筆者)は長らく「ファイブオー・ジャパン」と言っていました。(ハズカシイ)

仮に「HAWAII FIVE-0」のリメイク権を日本のテレビ局が取得した場合は「00000JAPAN」と被るのではないかと心配しましたが、杞憂でした。

次の章から00000JAPAN使用時の注意点の他、iPhoneやAndroid、Windows、Macなど複数のプラットフォームでの00000JAPANの接続方法を実際のスクリーンショットを交えて詳しく紹介します。

00000JAPANの接続方法

ここからは実際の画面をスクリーンショットで確認しながら00000JAPANに接続する方法を紹介します。ぜひ繋ぎ方をじっくり確認して、いざという時、00000JAPANを利用できようになりましょう。

▼ スマートフォンと00000JAPANを接続する

▼ ガラホと00000JAPANを接続する

▼ パソコン・タブレットと00000JAPANを接続する

モデルやOS バージョンにより、ここで紹介する方法だけでなく、別の接続方法が用意されている場合がありますが、なるべく普遍的な操作で00000JAPANと接続できるように記載しております。やや冗長な部分がありますが、予めご了承ください。

iPhoneで00000JAPANを繋ぐ方法

iPhoneやiPod Touchで00000JAPANに接続するには以下の操作を行います。

※ この例ではiPhone 8 Plus (iOS 13.6)を使用しています。

▼ iPhoneのロックを解除し、「設定」アプリを立ち上げます。
そして、赤枠で囲った「Wi-Fi」をタップ(選択)します。

▼ 画面が遷移し、接続可能なアクセスポイントが表示されたらリストの中にある「00000JAPAN」というSSIDを選択します。
すると、iPhoneは00000JAPANへの接続を試みます。

iPhoneのWi-Fiが無効になっている時は

iPhoneのWi-Fiが無効になっている場合には00000JAPANに繋ぐことができません。
この場合にはiPhoneのWi-Fiを有効にする必要があります。

▼ 以下の画面で、赤丸を付けたトグルスイッチをタップして、Wi-Fiを有効にします。

この時、「ネットワーク”00000JAPAN”に接続できません」などのエラーが表示され接続に失敗する場合には「00000JAPANに接続できない際のトラブルシューティング」の「00000JAPANに接続できない」をご覧ください。

▼ 00000JAPANの隣にチェックが付いたら接続は完了です。

これで00000JAPANへの接続が完了しました。接続が完了したら、ぜひ次章の「00000JAPANを使用する上での注意点と危険性」をご覧ください。

Androidで00000JAPANを繋ぐ方法

Android で00000JAPAN の繋ぎ方は以下の通りです。

※ この例ではAndroid 12を搭載したXperia 5 IVを使用しています。

▼ iPhoneのロックを解除し、「設定」アプリを立ち上げます。

▼ 「設定」アプリが立ち上がったら赤枠で囲った「ネットワークとインターネット」をタップ(選択)します。
赤枠で囲った「インターネット」をタップします。

AndroidのOSバージョンやメーカーのカスタマイズにより一部表記が異なる場合があります。

上図では「ネットワークとインターネット」から「インターネット」を選択すると紹介しましたが、スマートフォンに搭載されているAndroidのバージョンやメーカーのカスタマイズにより表記が異なる場合があります。

特に、同じモデル(機種)であってもAndroid 11以前とAndroid 12以降では一部表記が異なります。

▼ Android 11以前を搭載している場合には「ネットワークとインターネット」をタップ(選択)したあと、赤枠で囲った「Wi-Fi」をタップします。

確認済みのモデル

  • Microsoft Surface Duo (Android 12)
  • Sony Xperia 5 IV A204SO (Android 12)
  • Sony Xperia 1 802SO (Android 10)
  • Google Pixel 3a (Android 11)
  • Google Pixel 3a (Android 12)

▼ 画面が遷移し、接続可能なアクセスポイントが表示されたらリストの中にある「00000JAPAN」というSSIDを選択します。
すると、Androidは00000JAPANへの接続を試みます。

Android デバイスのWi-Fiが無効になっている時は

Android スマートフォン/タブレットのWi-Fiが無効になっている場合には00000JAPANに接続することができません。この場合にはAndroid デバイスのWi-Fiを有効にする必要があります。

※ Wi-Fiが有効な場合、接続可能なSSIDの一覧が表示されている場合にはこの操作は不要です。

▼ 以下の画面で赤丸を付けたトグルスイッチをタップしてWi-Fiを有効にします。

▼ 00000JAPANの下に「接続済み」と表示されたら接続は完了です。接続が完了したら、ぜひ次章の「00000JAPANを使用する上での注意点と危険性」をご覧ください。

Windows 11で00000JAPANを繋ぐ方法

無線LANモジュールを搭載したWindows 11がインストールされたPCでは以下の方法で00000JAPANと接続します。

▼ 画面下部にあるタスクバーの「タスクバーコーナー」(旧「通知領域」または「タスクトレイ」)から赤枠で囲ったアイコン (クイック設定)を選択します。

▼ クイック設定が立ち上がったら、Wi-Fiの隣にある「>」を選択します。(赤枠で囲った部分)

Windows 11でWi-Fiが無効になっている時は❶

Wi-Fiのアイコンや、その隣の「>」に色が付いていない場合にはWi-Fiが無効になっています。この場合には「Wi-Fi」のアイコンをクリックして有効にする必要があります。

▼ Wi-Fiが無効になっている場合には「Wi-Fi」のアイコンをクリックして有効にする

▼ 表示された接続可能なSSIDの一覧の中から「00000JAPAN」を見つけ選択します。

Windows 11でWi-Fiが無効になっている時は❷ 「Wi-Fiがオフです」と表示される場合

▼ Wi-Fiがオフですという表示がされている場合には、赤丸で囲ったトグルスイッチをクリックして有効にします。

▼ 接続ボタンが表示されたら「接続」ボタンをクリックします。

▼ Windowsは00000JAPANへの接続を試みます。

▼ 「接続済み」と表示されたら00000JAPANに繋ぐことができました。インターネットを利用できます。

▼ インターネットに接続し必要な情報を入手できます。接続が完了したら、ぜひ次章の「00000JAPANを使用する上での注意点と危険性」をご覧ください。

Windows 11のネットワークのアイコンには種類がある

ネットワークのアイコンはインターネット接続状況や環境によって異なります。

▼ Wi-Fi接続時や有線接続時、そしてどのネットワークにも接続していな状態でアイコンは異なります。この他にも、インターネット接続の状態によって異なる場合があります。

Windows 11で自動的に00000JAPANに接続したい時

Windows 11では脅威からPCを守るために、セキュリティ保護の無いアクセスポイントに接続する際には、アクセスポイントと切断された際に自動的に接続を回復することはありません。PCをシャットダウンしたりアクセスポイントから離れたりするなどして、00000JAPANから切断されるとアクセスポイントに近づいても自動的に接続されません。

00000JAPANが利用できる場所で自動的に00000JAPANに接続したい場合には、操作をお試しください。

▼ 上の操作手順を参考に接続可能なアクセスポイント一覧を表示させたら、「00000JAPAN」を見つけクリックします。

▼ 「自動的に接続」のチェックボックスをオンにします。

▼ 「自動的に接続」をオンにすることができたら「接続」ボタンをクリックします。(接続したことがある場合には「自動的に接続」をオンにするだけで00000JAPANに接続されることがあります。)

これで完了です。

Windows 10で00000JAPANを繋ぐ方法

Windows 10が搭載されているPCで00000JAPANに繋ぐ方法を紹介します。

なお、00000JAPANに接続するにはWi-Fiが必要です。PCに内蔵されていない場合にはUSB接続の無線LAN子機を用意しましょう。安価なものもありますが、予算が許せば5GHzと2.4GHzの両方に対応したものを用意すると良いでしょう。

▼ 2.4GHz/5GHz対応

▼ 2.4GHzのみ対応

▼ まずはタスクバーの通知領域 (タスクトレイ)にある赤枠で囲ったネットワークのアイコンをクリックします。

ネットワークのアイコンはインターネットの接状況に応じて変わります。

▼ 表示される接続可能なSSIDの一覧のうち「00000JAPAN」を見つけ、クリックします。

▼ 「接続」ボタンをクリックします。

※ 00000JAPANが利用できるエリアに入ったら、自動的にPCを00000JAPANと接続したい場合には「自動的に接続」とあるチェックボックスをオンにして「接続」ボタンをクリックします。

▼ Windows 10が00000JAPANとの接続を試みます。

▼ 「00000JAPAN」という表記の下に「接続済み」と表示されたら接続完了です。

▼ これでインターネットを使用して必要な情報を入手したり発信することが可能です。接続が完了したら、ぜひ次章の「00000JAPANを使用する上での注意点と危険性」をご覧ください。

Windows 10でWi-Fiが無効になっている時は

多くの場合、デフォルト(初期値)で無線LANモジュールはオンになっており、Wi-Fi接続が可能な状態になっているはずですが、Wi-Fiを手動でオフ(無効)にしている場合や機内モードをオン (有効)にしている場合には手動でオンにする必要があります。

▼ Wi-Fiのタイルに色がついていない場合には赤枠で囲ったWI-Fiのタイルをクリックして有効にします。

※ PC本体にWI-Fiの物理スイッチがある場合には、それをオンにしてください。

Windows 10で自動的に00000JAPANに接続したい時

Windows 11では脅威からPCを守るために、セキュリティ保護の無いアクセスポイントに接続する際には、アクセスポイントと切断された際に自動的に接続を回復することはありません。PCをシャットダウンしたりアクセスポイントから離れたりするなどして、00000JAPANから切断されるとアクセスポイントに近づいても自動的に接続されません。

00000JAPANのWi-Fiネットワークを受信できるエリアに入ったら自動的に接続したいといった場合には以下の操作をお試しください。

▼ 赤枠で囲った「自動的に接続」のチェックボックスをオンにします。

▼ 「自動的に接続」をオンにすることができたら「接続」ボタンをクリックします。(接続したことがある場合には「自動的に接続」をオンにするだけで00000JAPANに接続されることがあります。)

Windows 10のネットワークのアイコンには種類がある

ネットワークのアイコンはインターネット接続状況や環境によって異なります。

▼ Wi-Fi接続時や有線接続時、そしてどのネットワークにも接続していな状態でアイコンは異なります。この他にも、インターネット接続の状態によって異なる場合があります。

Windows 10でネットワークのアイコンが見つからない時は

▼ ネットワークのアイコンのアイコンが見つからない時には赤枠で囲った部分をクリックします。

▼ するとアイコンが見つかるかもしれません。

macOSで00000JAPANを繋ぐ方法

続いてApple macOSで00000JAPANと接続する方法について紹介します。

▼ 「メニューバー」の右側にある「ステータスメニュー」のWi-Fiアイコンをクリックします。

▼ 接続可能なアクセスポイントの一覧が表示されたら「00000JAPAN」というSSIDを見つけクリックします。

macOS でWi-Fiが無効になっている時は

MacのWi-Fiがオフになっている場合には、Wi-Fi機能を有効にして00000JAPANと接続します。

▼ 以下の画面で赤枠で囲ったトグルスイッチをクリックしてWi-Fiを有効にします。

▼ macOS は00000JAPANとの接続を試みます。

▼ Wi-Fi(00000JAPAN)に接続が完了すると、受信強度を表すアイコンに色が付くか、SSIDの隣にチェックマークが表示されます。

▼ macOS Big Sur以降を使用している場合には、「コントロールセンター」のアイコンをクリックし、赤枠で囲った「Wi-Fi」をクリックしても接続可能なアクセスポイントを表示させることが可能です。

▼ これでインターネットを使用して必要な情報を入手したり発信することが可能です。接続が完了したら、ぜひ次章の「00000JAPANを使用する上での注意点と危険性」をご覧ください。

Chromebook (ChromeOS)で00000JAPANを繋ぐ方法

ChromebookやChromeOS Flexで00000JAPANに接続する方法を紹介します。

▼ ChromeOSのシェルフ (Windowsでいう[タスクバー])の横にある赤枠で囲った「ステータス領域」をクリックします。

▼ メニューが表示されたら赤枠で囲ったWi-Fiのボタンをクリックします。

ChromeOS でWi-Fiが無効になっている時は

ChromeOSでWi-Fiが無効になっている場合にはWi-Fiを介したインターネット接続が利用できません。この場合には手動でWi-Fiを有効にして00000JAPANとの接続を試行します。

▼ 赤枠で囲った「Wi-Fi」のアイコンをクリックして有効にします。

▼ 接続可能なWi-Fiのアクセスポイントが表示されたら、「00000JAPAN」というSSIDをクリックします。

▼ するとChromeOS (ChromeOS Flex)は00000JAPANとの接続を試みます。

▼ SSIDの下に「接続済み」と出力された場合には00000JAPANに繋ぐことが完了しました。

▼ これでインターネットを使用して必要な情報を入手したり発信することが可能です。接続が完了したら、ぜひ次章の「00000JAPANを使用する上での注意点と危険性」をご覧ください。

Ubuntuで00000JAPANを繋ぐ方法 (GNOME)

Ubuntu で00000JAPANと繋ぐ方法について紹介します。

▼ 赤枠で囲った部分をクリックします。

▼ メニューが表示されたら赤枠で囲った「>」をクリックします。

Ubuntu でWi-Fiが無効になっている時は

UbuntuでWi-Fiが無効になっている場合にはWi-Fiをを利用することができません。この場合には手動でWi-Fiを有効にして00000JAPANとの接続を試行します。

▼ 赤枠で囲った「Wi-Fi」のアイコンをクリックして有効にします。

▼ 表示されるSSIDの一覧から「00000JAPAN」を探しクリックします。

▼ するとUbuntu は00000JAPANとの接続を試みます。

▼ アクセスポイントとの接続強度を示すアイコンと共に00000JAPANと表示されたら接続は完了です。

▼ これでインターネットを使用して必要な情報を入手したり発信することが可能です。接続が完了したら、ぜひ次章の「00000JAPANを使用する上での注意点と危険性」をご覧ください。

Android搭載ガラホで00000JAPANを繋ぐ方法 (GRATINA KYF39の場合)

Androidを搭載したガラホで00000JAPANに接続するにはどのような操作が必要でしょうか?
ここではauから発売された京セラ (KYOCERA)製のGRATINA KYF39で00000JAPANに接続する方法を紹介します。

この方法はKYF39での操作手順です。シャープ (SHARP)製のAQUOSシリーズやFCNT (旧富士通コネクテッドテクノロジーズ)arrows ケータイシリーズなど、別のメーカの端末ではキー操作が異なる場合がある他、同じ京セラ製のガラホでもKFY37では一部操作が異なる場合があります。

操作に使用するボタンの確認

▼ ここでまずはKYF39で00000JAPANと接続する際に使用するボタンを確認しておきます。主に選択する際には「センターキー」、戻る際には「クリア/メモキー」を使用します。

▼ 待ち受け画面で、「センターキー」を押してメインメニューを表示させます。

▼ 「インフォメーション」など別の画面にフォーカスが当たっている場合には「電源/終話キー」を押してから「センターキー」を押します。

▼ 「カーソルキー」を使用して[設定]を選択します。

▼ [設定]を選択したら「センターキー」を押します。

▼ [設定]に切り替わったら「カーソルキー」を使用して[よく利用する設定]を選択します。

時短技

各項目の先頭にある数字を本体の数字キーで押すことで選択することができます。

▼ [よく利用する設定]を選択したら「センターキー」を押します。

KYF37など別の機種の場合には「無線・ネットワーク」の場合があります。

▼ [Wi-Fi]を選択して「センターキー」を押します。

▼ すると利用可能なアクセスポイントの探索を始めます。

▼ 接続可能なアクセスポイントの一覧が表示されたら、中から[00000JAPAN]を見つけて、「カーソルキー」を使って選択します。

※ KYF39は受信強度のつよいアクセスポイントから順に表示されるため、必ずしも上位に表示されるとは限りません。

▼ [00000JAPAN]を選択したら「センターキー」を押します。

▼ すると00000JAPANとの接続を試みます。

▼ [00000JAPAN]の下に「接続済み」と表示されたら作業完了です。

▼ これでインターネットを使用して必要な情報を入手したり発信することが可能です。接続が完了したら、ぜひ次章の「00000JAPANを使用する上での注意点と危険性」をご覧ください。

GRATINA のWi-Fiが無効になっている時は

本体のWi-Fi機能が無効になっている場合には以下の操作より有効に切り替えてください。

▼ Wi-Fiが無効になっている場合には、[Wi-Fi機能]を選択して「センターキー」を押し、チェックボックスをオンにします。(チェックを入れる)

QRコードを使用して00000JAPANとの接続設定を行う方法

上記で紹介した方法とは毛色が異なりますが、QRコード読み込み機能を利用して00000JAPANに接続する方法もあります。

QRコード読み取りアプリなどで下図にあるQRコードを読み込んでみてください。機種やバージョンにより表記は異なりますが、QRコードの読み取りに成功すると「00000JAPANに接続しますか?」などと表示されますので「接続」や「はい」を選択します。

ただし、この方法での接続はQRコード読み取りアプリのバージョンや機種、OSバージョンにより使用できない場合があります。QRコードを使用しない方法での接続も十分に手軽に行えますので、可能な限り手動での設定を行えるようにしておくとよいでしょう。

00000JAPANを使用する上での注意点と危険性

ここまで00000JAPANの重要性と接続方法を紹介してきましたが、00000JAPANを使う上でいくつかの注意点があります。

以下は00000JAPANを使用する際の注意点と危険性をまとめたものです。

▼ 00000JAPANを安心して利用するための注意点

  1. 災害時には多くの人が同時に00000JAPANを使用する可能性があります。そのため、通信速度が遅くなったり、接続が不安定になる場合があります。重要な情報を優先して送信し、通信の混雑を避けるためにも、簡潔なメッセージを心がけましょう。
  2. 災害時には電源が途絶える可能性が高いです。モバイルバッテリーなどを用意して事前に充電方法を準備しておくことが重要です。
  3. 00000JAPANは災害時に限定されたサービスで、常時利用可能なわけではありません。災害発生時のみのアクセスであることを認識し、利用できる地域や期間について事前に確認しておくことが重要です。

▼ 00000JAPANを安心して利用するために知っておきたい危険性

  • 00000JAPANは認証なし・暗号化なしで提供されるオープンなWi-Fiネットワークであるため、セキュリティ上のリスクが伴います。悪意のある第三者が通信を傍受する可能性があるため、個人情報や機密情報の送受信には特に注意が必要です。
  • オープンなWi-Fiネットワークを利用する際は、フィッシングサイトや悪意あるソフトウェアに注意する必要があります。不審なリンクやメッセージには反応せず、信頼できる情報源からのみ情報を得るようにしましょう。
  • ネットワークを介して個人情報が漏洩する可能性があります。安否情報を共有する際には、個人を特定できる情報の公開に十分注意し、必要最小限の情報共有に留めることが重要です。

00000JAPANは広く多くの人が利用できるように通信の暗号化等セキュリティへの対応はしておらず、00000JAPANのガイドラインの制定している無線LANビジネス推進連絡会 (Wi-BiZ)も公式サイト内で「緊急時の安否確認や情報収集等の最小限の利用にとどめる」ことや、やむを得ず機密性の高いデータをやり取りする際は「セキュリティの確保された専用アプリの利用や、HTTPSやVPN等」を利用するなどの利用者自身によるセキュリティ対策を行うよう求めています。

▼ 国内で利用できるVPN (仮想専用通信網)の例

特に、「00000JAPAN」とあっても、悪意のある第三者が開設したアクセスポイントである可能性も否めません。WireSharkなどのパケットキャプチャツールを使用してパケット解析を行い、通信を盗聴させる場合があります。 (正規の00000JAPANであっても、パケット解析ツールで盗聴される可能性もあります。この場合にはVPNなどの使用が有効です。)

また提供側のリスクとして、不特定多数に回線を利用されるという観点から、DoS攻撃や不正書き込みなどのリスクや、トレーサビリティが困難になることが想定されます。

00000JAPAN運用の仕組み

災害時や大規模な通信障害の際に通信手段の確保を目的に提供される00000JAPAN。
では、この00000JAPANはいったいどのようにして運用されているのでしょうか?

00000JAPANは無線LANビジネス推進連絡会 (Wi-BiZ)がその主な仕様やガイドラインを定め、Wi-BiZに申請した自治体・事業者または団体が提供する災害時ネットワークです。また「00000JAPAN」はAPベンダや独立系通信事業者が自社製品のアピールに為に商用利用を行う場合の規定があることも特筆すべきポイントかもしれません。

00000JAPANの運用は前出の通り「Wi-BiZに申請した自治体・事業者または団体」が提供します。災害時や大規模な通信障害が発生していない場合はそのWi-Fi機器を管理する団体はその団体が定める方式でアクセスポイント (SSID)を提供します。これには各種認証や利用の際に契約が必要な場合があります。平常時には「00000JAPAN」は無効になっています。

災害発生時には、アクセスポイントはそのままに、「00000JAPAN」というSSIDを「追加」します。この時、元のSSIDは無効になることはありません。

このように00000JAPANは「00000JAPAN」専用のWi-Fiを用意している訳ではなく、日ごろから運用しているWi-Fiを利用することで運用コストを抑えつつ、いざとなったとき素早く提供できる仕組みになっています。

Wi-Fiが利用できるなら無理に00000JAPANに接続することはない

00000JAPANが提供されていても、公衆無線LANサービスに加入している場合などで、Wi-Fiを利用できるなら00000JAPANに接続しなおす必要はありません。

震災や大規模な通信障害などで携帯回線が利用できなくなった際に、00000JAPANを使用してインターネットに接続ができるようになりますが、既に携帯キャリアが提供するような公衆無線LANサービスと契約を結んでいる場合には00000JAPANではなく、そのまま契約する公衆無線LANサービスを利用している方が「比較的」安全かもしれません。

00000JAPANを使用する上での注意点と危険性」で紹介したように、(あまり考えたくないことですが)悪意のある第三者が開設した偽装00000JAPANである可能性や、同一ネットワーク内の00000JAPAN接続者の中に通信を盗聴しようとする者がいる場合があります。

00000JAPANへの偽装と比べ、パスワード付きのSSIDへの偽装の方が対象者が少ないため、偽装アクセスポイントとして狙われにくい「可能性」もあるので、契約中の公衆無線LANサービスを使用していた方が良いかもしれません。

※ そもそも公衆無線LAN (フリーWi-Fi)そのものに接続する場合(自宅のネットワーク以外)には盗聴のリスクを考え、VPNなどを利用をおすすめします。

データのバックアップとモバイルバッテリーの準備も

なお、00000JAPANは災害発生時や大規模な通信障害が発生した際に無料で開放される公衆無線 LAN サービスで、インターネットに接続できます。

ただ、災害時には電力が途絶える可能性が高く、00000JAPANに接続できる機器のバッテリー残量がなくなってしまうことが想定されます。常日頃から適切にバッテリーを管理し充電しておくことが重要です。

また、緊急時に使用できる「モバイルバッテリー」などを用意しておくことも有効な手段かもしれません。モバイルバッテリーを用意し、予め充電をしておくことで、いざという時にスマートフォンやタブレットに対し電源供給が可能になります。

最近では小型で大容量なモバイルバッテリーも発売されているので、利用するシチュエーションに応じて用意しておくとよいでしょう。

モバイルバッテリーに限らず、スマートフォンやノートパソコンでも使用されている「リチウムイオン電池」は繰り返し充電をして利用できることが特徴ですが、使用しているうちに徐々に劣化していきます。また「過充電」や「過放電」もバッテリーを故障させる原因の1つです。

買ったまま放置しているモバイルバッテリーなどはいざという時に利用できない場合がありますので、時々使用してみるなどのメンテナンスも必要です。

日々の生活で利用することでより効果的に

前述したようにモバイルバッテリーは緊急時の電力確保に非常に有効です。
ただ、災害などの緊急時の為でなく日常からモバイルバッテリーを常備しておくことで、外出先やイベントなどでスマートフォンのバッテリー残量が低下した時に、気軽に外でもスマートフォンに充電することが可能です。

また、スマートフォンのバッテリーが劣化してきているものの、「あともう少しだけ使い続けたい!」という方にも外部バッテリーとして利用できるため便利です。

緊急時にスマートフォンのバッテリーを可能な限り維持させる方法

災害などの緊急時に手元にモバイルバッテリーなどの電源が確保できない場合には状況に応じてスマートフォンを操作することで無用なバッテリー消費を減らすことが可能です。

災害時に急に普段使用しているスマートフォンが圏外になった場合には、契約している携帯キャリアの基地局に何らかの被害があり、基地局が正常に機能していない可能性があります。
この場合でもスマートフォンは基地局と接続を試み、平常時よりも多くの電力を消費します。
もし、スマートフォンを操作しないという場合には電源を切るか、機内モードに設定することでバッテリーの消費量を減らすことが可能です。

※ 機内モードに設定すると、携帯回線の他、Wi-FiやBluetoothなどの機能も無効になります。機内モードに設定した後は機内モードのままWi-FiやBluetoothを個別に有効にすることも可能です。

SONY Xperiaには「STAMINAモード」や災害時や緊急時を念頭に置いて設計された「緊急省電力モード」が搭載されている等、メーカやモデルによって緊急時に利用できる省電力プランが用意されていることもあります。

ただし、これらはあくまでもバッテリーの消耗を減らす策であることを念頭に、モバイルバッテリーなどの外部電源を用意することでより安心できると思います。

モバイルバッテリーの有用性について紹介したところで、「で、実際どれがいいの?」という話になると思います。ここでは、おすすめのモバイルバッテリーを紹介します。

忙しい方のためにダイジェストに紹介すると、使いやすくてハイコスパなのは「Anker Power Bank」、MacBook Proなどを充電するならデカいですが、これが一番です。どちらも残量が画面に表示されるため使い勝手にも優れています。

▼ 小型軽量なモバイルバッテリー

カバンに忍ばせておいても邪魔にならない、小型で軽量な筆者おすすめのモバイルバッテリーです。

▲ Anker 511 Power Bankは非常にコンパクトで小さなポーチにも入れることが可能です。モバイルバッテリーに折り畳み式のプラグが搭載されており、コンセントからモバイルバッテリーに充電が可能です。もしもの際に安心の1台です。

▼ 容量重視のモバイルバッテリー

▲ 容量重視ということでややデカいですが、「Anker PowerCore+ 26800」は26800mAhでiPhone 14 Proを5回以上充電することが可能です。

▲ モバイルバッテリー…ではありませんが、JVCケンウッドのBN-RB37-CAは375WhでAC出力 200Wに対応しており、液晶テレビや電気毛布などにも使用できるキャンプや車中泊にもピッタリなポータブルバッテリーです。日本語表記にも対応しており、「防災製品等推奨品認証」でもしもの時にも頼もしい1台です。

▲ Anker 347 Power Bankは40000mAhで4台同時に充電が可能。コストパフォーマンスにも優れもしもの時にあると便利なモデルです。

▼ スマートフォンの他、MacBook Airなどの充電も可能なモバイルバッテリー

▲ スマートフォンの他にもMacBookやMacBook Airを充電したいという方はこちらがお勧めです。モバイルバッテリーにLCDが付いておりバッテリー残量の確認なども簡単に行えます。

スマートフォンの他、MacBook Proなどの充電も可能なモバイルバッテリー

▲ Anker 737 Power Bankは非常時にスマートフォンを始め、MacBook Proなど大きな電力を要求するPCを充電したい際にお勧めです。モバイルバッテリー内のバッテリー残量や出力なども表示できるため管理もしやすいです。(ただしすこし大き目です。)

▼ ワイヤレス充電に対応したモバイルバッテリー

▲ iPhoneのMagSafeにも対応したモバイルバッテリー。スタンド付きで使いやすいモデルです。

ここでは公的機関における震災情報と防災情報に関するページへのリンクを紹介しています。

気象庁 防災情報

気象庁が公開している「防災情報」では地震の観測情報や津波警報、予報などの情報の他、警報級の可能性のある早期注意情報や火山噴火の警報、熱中症警戒アラートなどにアクセスできるリンクを紹介しています。

大規模な震災はもちろん、雪の情報や黄砂や紫外線情報な日々の生活にもチェックしたい情報を収集できます。

国土交通省 防災ポータル

国土交通省が公開している「防災ポータル」では「常日頃から気を付けておきたい防災情報」や「災害発生時に確認したい防災情報」、「天気・地震情報」と利用するシチュエーションに応じたカテゴリーで必要な情報にアクセスできます。

総務省 災害関連情報

総務省の公式サイト内の「災害関連情報」では特定非常災害特別措置法の既定に基づき特定非常災害に指定された災害に関する情報を確認できます。ここで得られる情報は政府や電気通信事業者などの支援に関するものや相談窓口などへの番号などを確認できます。

ハザードマップポータルサイト

国土交通省が運営する「ハザードマップポータルサイト」では住んでいる場所や仕事場などの住所を入力したり、地図から調べたい場所を指定することでその場所の災害リスクを調べることができます。

これから引っ越しや転職される方はもちろん、日ごろから現在お住まいの地域の災害リスクを事前にチェックし、災害対策や避難場所の確認などに役立てられると良いでしょう。

防災科学技術研究所 防災クロスビュー

防災科学技術研究所が公開する「防災クロスビュー」 (bosaiXview)では災害の発生状況や復旧状況を確認できる他、未来の災害リスクなどを確認できます。

防災クロスビューは基盤的防災情報流通ネットワーク (SIP4D)などによって共有された情報を統合的に発信しており、個人が被災場所以外から被災地にアクセスする上で最も現状に近い形で閲覧できます。

00000JAPAN関連の資料及び利用に際しての注意点がまとめられているページなどを集めました。

内閣サイバーセキュリティセンター (NISC) インターネットの安全・安心ハンドブック

内閣サイバーセキュリティセンター (NISC)が公開するインターネットの利用に際し、必要なサイバーセキュリティなどをまとめた資料です。もとはNISCが2016年2月3日に公開した「ネットワークビギナーのための情報セキュリティハンドブック」で2019年に1月に公開されたver4.0から「インターネットの安全・安心ハンドブック」と改称されました。

執筆時点では令和5年1月31日に公開された「Ver 5.00」が最新が最新になっており、最新の動向を交えた専門的な内容が特徴。 > インターネットの安全・安心ハンドブック 全体版のリンクはこちら

総務省 無線LAN(Wi-Fi)の安全な利用(セキュリティ確保)について

このページには総務省がWi-Fiの利用者向けとWi-Fi提供者のそれぞれに対し、Wi-Fiを安全に活用するためのガイドラインやセキュリティ対策の手引きなどをまとめた資料が公開されています。

これはWi-Fi(無線LAN)やスマートフォンの普及により適切な対策が迫られている中、安全なWi-Fi利用の為に必要なセキュリティ対策に関する理解を含めてもらうために作成されたもので、日常からWi-Fiを利用したり提供するといった方はぜひ参考にされたい。

無線LANビジネス推進連絡会 00000JAPAN発動情報

無線LANビジネス推進連絡会がまとめる「00000JAPAN発動情報」では現在の00000JAPANの提供状況を確認することが可能です。ただし、これは00000JAPANを提供する事業者が無線LANビジネス推進連絡会に対して報告したものに限られるため、必ずしもここに表示されているものだけでない可能性があります。

無線LANビジネス推進連絡会 00000JAPANガイドライン

「00000JAPANガイドライン」は00000JAPANに参画する企業や団体に向けて無線LANビジネス推進連絡会がまとめたガイドラインです。利用者においては特に意味を持たないかもしれませんが、00000JAPANの提供に関する基準や運営について詳しく紹介されているため、00000JAPANに興味がある場合には大いに参考になると思います。

まとめ

日本は世界でも有数の地震大国で、幾度となく大きな震災に見舞われています。
これらの教訓をもとに建築基準が改定されたり新しい枠組みができたりと、我々が経験した震災を通してこれから起きうる災害を最小に抑える対策が着実に構築されています。

もちろん、日本は地震だけが災害ではありません。2018年6月末に発生した「平成30年7月豪雨」、2020年7月に発生した「令和2年7月豪雨」と大雨による大きな災害も記憶に新しい事と思います。

こうした厳しい状況と年々大きくなる新しい災害の中、情報通信の重要さが見直されてきています。普段パソコンやスマートフォンを触れない方でも、いざとなったとき家族との連絡や必要な情報を確保できる仕組みは非常に大切です。特にセットアップ(初期設定)は人に任せることの多いという方は、ぜひ一度Wi-Fiの接続設定などの練習をしていただけたら安心だと思います。

以下は筆者(かぼしー)も購入した防災グッズです。

この他、先ほど紹介した仕様別にまとめたモバイルバッテリーも是非ご覧ください。

▲ 尾西食品さんのアルファ米10種類セットです。尾西食品は亀田製菓のグループ会社で、「アルファ米」を初めて開発した長期保存食のパイオニアでもあります。非常食ですが、家に何もないときにもおいしいです。(経験談)

▲ アイリスオーヤマさんのドライカレー10色セットです。中々おいしかったです。

▲ 非常用トイレです。これは改良版で前作より奥行が3cm長く、高さを5cmアップしました。耐荷重150㎏に耐えられ、普段はコンテナや踏み台、椅子の他、ゴミ箱として利用することができます。

▲ 再び尾西食品さんの非常食です。これは非常食 (保存食)のおにぎりセットです。このおにぎりが中々面白く、ちゃんとおにぎりになります。殺伐とした非常時にちょっと笑いと感心が生まれること間違いなしです!

編集後記

多分ここまでご閲覧いただくことはないだろうと、普段はあまり書かない編集後記なるものを残しておきたいと思います。

筆者 (かぼしー)長らく災害時の情報インフラについて興味があり、地震や火山噴火などの大災発生時やそこからの復興に活かされることがこの国の発展には欠かせないことだと信じてきました。

この記事の執筆を計画したのは2019年、そこから長らく纏まらず難航しておりました。本来は去年の防災の日(9月1日)に合わせて公開を予定して準備を進めていましたが中々イメージしていた記事にならず結局没にしてしまいました。そして、今年元旦に発生した令和6年能登半島地震が発生し、記事の構成を再度検討しようやく完成しました。3度目の正直です。どちらかと言えば2019年頃に計画していた初期のアイディアに近い記事になりましたが、少しでも多くの方に参考になるように、離れて暮らす家族にもスクリーンショットを参考に実際の操作がイメージできるように作成したつもりです。

令和6年能登半島地震ではKDDIがStarlink Japanの協力の下、Starlinkを避難所に提供されました。米SpaceXが構築した衛星コンステレーションが実現する衛星通信サービスがこうして被災地で活躍し通信網のダメージを補っています。2011年に発生した東日本大震災ではまだなかった技術がこの大災で生かされています。

東日本大震災ではSNS (Social Networking Service)、特にTwitter (現X)が非常に活躍し、被災地とのコミュニケーションに貢献しました。この大災ではX (旧Twitter)がこの役割を担うのか注目しておりましたが、X Premium (旧Twitter Blue)の収益化のために増えた「インプレッション」を稼ぐためのアカウントによる汚染がそれを見事なまでに打ち砕き、逆に混乱させる要因にさえなりました。

奇しくもStarlinkもX (旧Twitter)も現在は同じイーロン・マスク氏によって運営されています。(正確にはXではイーロン・マスク氏はCTO兼任取締役)
国内のサービスで、いざという時の情報インフラが担保できると良いものの、民間が活用できるサービスはあまり多くありません。(筆者が開発するSNS (Humin.me)はこうした際に活躍するようにと考えていましたが、なかなかうまくいきません…。)

ただし、こうしたものも施策もセーフティーネットもすべて「命あっての物種」。すべてはまずは身の安全が第一です。着実に国内の防災は進化しています。

とにかく、あなたが無事で、大きな災害や危機をみんなで乗り越えられる社会を願っております。

かぼしー