UGREEN CM304の特徴
前のページで触れましたように、UGREEN CM304はUSB Aの他、USB Type-Cも備えています。
最近のMacBookシリーズのようにType-CのみのPCでもCM304ならドングルやハブを挟むことなく直接接続が出来ます。
また、XperiaやSurface DuoなどのOTGをサポートしたAndroidスマートフォンやType-Cを備えたiPadなどでもUGREEN CM304を接続し、SDカードを操作することが可能です。

また、CM304にSDカードとmicroSDの2枚を挿入し、同時にアクセスすることが可能なようです。
UGREEN CM304のスペック
ここで肝心な速度を紹介します。
なお、測定に使用したSDカードはSanDisk Extreme 128GB (SDSDXV5-128G)です。
▼ CrystalDiskMarkで速度を計測した結果です。(UGREEN CM304)

▼ 参考までにUSB2.0のカードリーダー「Buffalo BSCR105U2BK」の結果も掲載します。
シーケンシャルリードではBSCR105U2BKからすれば3.6倍、シーケンシャルライトでは3.3倍もの速度が出ています。
逆にランダムリードでは若干早くなったものの、ランダムライトではあまり結果が伸びませんでした。

実際のファイル操作ではどうでしょうか?
試しにSDカード内に保存されていた95件(1.54GB)分のデータをPCにコピーしてみます。

▼ まずはUGREEN CM304の様子から。
87.0MB/s~130MB/sでコピーが完了しました。

▼ バッファローBSCR105U2BKでは20.8MB/s~40.5MB/sでコピーが完了しました。
コピーはUSB3.0のUGREEN CM304の方が断然早くコピーが出来ました。

▼ ちなみに、デバイスマネージャー確認してみた様子です。
UGREEN CM304は「Generic MassStorageClass USB Device」が2つ確認できます。

▼ バッファローBSCR105U2BKは「Generic- Multi-Card USB Device」でした。

まとめ
いかがでしたでしょうか?
Amazonで1,000円台という格安なSDカードリーダでしたが元のカードリーダからすれば3倍以上の速度が出ました。
普段あまり買いなおすものではないかもしれませんが、USB 2.0のカードリーダを使用している方は買い直してみてもいいかもしれません。
ただ、バッファローのBSCR105U2BKも決して悪い製品という訳ではなく、安い割にはSDカードやmicroSDはもちろん、CFカードやメモリースティックなどが扱える優れものです。
以上ここまで、UGREEN CM304のレビューでした!