米Microsoftは2月22日 (現地時間)、Windows 11とWindows 10のフォトアプリに対し、AIを活用した編集機能を追加すると発表しました。現在Windows Insidersプログラムの参加者が利用できます。
MicrosoftはWindowsにAI技術を活用した機能の開発に取り組んでおり、2023年11月にはサポート終了が目前に迫るWindows 10に対しても「Copilot in Windows」を追加しました。
今回のフォトアプリに搭載された編集機能に関してもWindows 10でも利用できると発表しており、Windows 10で新機能を利用したいユーザにとっては嬉しいニュースです。
フォトアプリの新機能
この更新は、ユーザがプロレベルの写真編集をより簡単に、そして直感的に行えるように設計されています。特にフォトアプリに追加された「Generative Erase」機能で、これにより、写真から不要なオブジェクトを簡単に削除できるようになります。
- 背景のぼかし: 被写体を際立たせ、プロフェッショナルな見た目を簡単に実現。
- 背景の削除と置換: 背景の削除と置換が可能。
- Generative Erase: GoogleのMagic Eraserに匹敵するこの機能で、写真から不要な人物や物体を自然に消去。
Windows 10とArm64デバイスにも対応
このアップデートは、Windows 11はもちろんWindows 10を使用している全ユーザに配信され、Arm64デバイスにも対応しています。これにより、多くのユーザが最新のAI編集機能を体験できるようになりました。
現在はWindows Insider Programに参加しているユーザが利用可能で、新機能を利用したい場合にはフォトアプリを2024.11020.21001.0 以降にアップデートするように求めています。