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Windows 10の更新プログラムがサイズを削減、Windows 11からの機能を導入

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Windows 10の更新プログラムがサイズを削減、Windows 11からの機能を導入

Microsoftは、Windows 10の更新プログラムのサイズを削減する新機能を導入しました。この変更により、2024年5月の「Patch Tuesday」アップデートでは、パッチ更新プログラムが700MB未満になることが予定されており、そして2024年4月のオプション更新プログラムはすでに650MBに削減されました。

Windowsの更新プログラムは、通常かなりのサイズを占めています。例えば、先月の累積更新プログラムはほぼ900MBでした。これは多くのユーザにとっては問題ありませんが、ネットワークリソースが限られている企業や、帯域幅が制限されている地域のユーザにとっては大きな負担になります。

Microsoftは、Windows 11の逆更新データ生成技術(Reverse Update Data Generation、リバース更新データ生成技術と訳すべき?)を使用して、Windows 10の更新プログラムサイズを40%削減しています。これにより、ファイルの変更(デルタ)のみをダウンロードし、完全なファイルを再度ダウンロードする必要がなくなりました。

これにより、ネットワークトラフィックが最小限に抑えられ、更新プログラムのダウンロード時間を短縮できます。

この機能を事前に試したい場合には

この機能は、2024年5月の「Patch Tuesday」アップデートで標準で導入されます。また、KB5036979のオプショナルアップデートをダウンロードすることで、この機能を事前に有効にすることも可能です。

サポート終了の告知が開始されたWindows 10ですが、メインストームサポートさながらの機能強化が続いています。