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Microsoft、サポート終了が迫るWindows 10に対して異例の対応、「Copilot in Windows」が追加される

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Microsoft、サポート終了が迫るWindows 10に対して異例の対応、「Copilot in Windows」が追加される

Microsoftは、サポート終了まで2年を切ったWindows 10に対し、AIのアシスタント機能である「Copilot in Windows」を追加すると発表しました。
Windows 10のメインストリームのサポート期間は2020年10月13日で終了しており、Copilot in Windowsのような大型の機能が追加されることは異例です。

Copilot in Windowsとは?

Microsoft Copilot」は、Windows 11やMicrosoft 365、Bing、EdgeなどのプラットフォームにおけるAI技術の統合を強化し、ユーザーエクスペリエンスを向上させることを目的としています。

この機能は、タスクバーの右側に新たに配置されるボタンを通じてアクセスでき、選択すると画面の右側に表示されます。Copilot in Windowsは、デスクトップのコンテンツや開いているウィンドウを邪魔することなく、直感的な操作でユーザーを支援します。

Windows 10で「Copilot in Windows」はいつから利用できるか?

MicrosoftはWindows 10でCopilot in Windowsが利用できるタイミングを明言していないものの、今後数ヶ月にわたって段階的に導入されるとしています。

先行してCopilot in Windowsを利用したい場合には「Windows Insider Program」に参加した上で、Release Preview Channelで公開されたビルド19045.3754をインストールし、[設定] > [更新とセキュリティ] > [Windows Update]に移動し、[最新の更新プログラムが入手可能になり次第入手する] をオンにすることをMicrosoftは推奨しています。

Windows 10で「Copilot in Windows」が利用できる環境

Windows 10でCopilot in Windowsを利用できる環境はWindows 10 バージョン 22H2 Home および Pro エディションです。

Windows 10 Proのうち、組織によって管理されているデバイスではCopilot in Windowsの初期ロールアウトには含まれません。またWindows 10 Enterprise および Education Edition デバイスも、Windows in Copilot の初期ロールアウトには含まれません。

「Copilot in Windows」が追加される一方で、サポート終了期限に変更はなし

Windows 10のサポート終了が迫る中、異例ともとれる機能追加にWindows 10のサポート期間延長を期待してしまいますが、それはないようです。

Microsoftはサポートページの中で「2025 年 10 月 14 日のWindows 10サポート終了日は変更されません。」としており、予定通り2025年10月14日でサポート終了を迎えます。

Microsoftより