定期的に訪れる自動車の運転免許の更新手続き。警視庁が所管する東京都では2024年2月からはこの運転免許更新の際に予約が必要になりました。
もしかしたら今までよりもスムーズに免許更新ができるかも?と期待する反面、免許更新手続きの事前予約の方法について不安に思われている方もいらっしゃるかもしれません。
この記事では、免許更新手続きのWebからの予約方法について詳しく紹介します。
目次
待ち時間の短縮につながる?東京都での運転免許の更新には予約が必要になる
お車を運転される方は数年に1度、「運転免許証更新」という大事な手続きがあります。
コロナ禍では「密」を防ぐために有効期間を延長できる特別措置が実施されたりしましたが、この措置も虚しく免許更新が行える運転免許試験場には朝から長蛇の列ができていました。
特に運転免許試験場よりも講習定員が少ない運転免許証更新事務所では混雑し、時間帯や時期によっては希望する時間帯に手続きが行えないことさえありました。
この状況を打開すべく、警視庁が管轄する東京都内の混雑状況についてアナウンスをWeb上に公開し、混雑の緩和を図っていました。
それに続く新しい施策として2024年2月から「運転免許更新手続き」や「仮免許学科試験」、「学科試験」の事前予約制が発表されました。
東京都で免許更新をする人も予約が不要な場合がある!
ここまで東京都の運転免許更新手続きが完全予約制になることを紹介しましたが、予約をせず運転免許更新手続きが行える場合があります。
- 70歳以上の方:高齢者講習等の該当者である70歳以上の方は、予約なしで更新手続きが可能です。
- 特定の理由で更新期間前に手続きをする方:海外旅行や出産等の理由で更新期間前に更新手続きをする必要がある方も予約なしで手続きができます。
- 住所地以外の都道府県で手続きをする方:住所地以外の都道府県公安委員会を経由して更新手続きを行う方も予約を必要としません。
- 更新連絡はがきを持っていない方:警視庁から発行された更新連絡はがきがない方は、予約なしで更新可能な手続場所に直接行くことができます。
- 島部警察署で更新をされる方:島部警察署で更新手続きを行う方も予約は必要ありません。
これらの条件に該当する場合、予約手続きを行わずに直接更新手続きを進めることができますが、更新センターや指定警察署ではなく、可能な限り運転免許試験場に行くことが推奨されています。また、更新連絡はがきを持っていない方は、免許更新期間内に自身の講習区分に応じた更新可能な手続場所に行く必要があります。
用意するもの
運転免許更新手続きの事前予約に必要なものは以下の通りです。
- 警視庁が発行した更新連絡はがき
必要になるのは警視庁が発行する運転免許の更新を知らせるはがきです。
この他にも必要に応じて運転免許証を手元に用意しておくとよいでしょう。
なお、運転免許の更新手続きの予約が完了すると、当日必要になるQRコードと受付番号12桁が表示されます。運転免許の更新当日には受付機にこのQRコードまたは受付番号12桁のいずれかの入力が必要になります。
パソコンから予約される場合や当日持ち込めない機器から予約作業を行う場合にはペンまたはプリンターなどを使用して、出力されたQRコードまたは受付番号12桁のどちらか、または両方を書き出してください。
運転免許更新手続の事前予約方法
では、いよいよ運転免許更新手続の事前予約についてみてきます。
難しい作業は含まれていないので、入力を間違えないようにゆっくりと作業をしていきます。
まずは届いた「更新連絡はがき」にあるQRコード(下図のうち赤枠で囲ったもの)を読み取るか、こちらのリンク(運転免許更新手続の完全予約制の開始について 警視庁)をクリックします。
▼ ページの読み込みが完了したらページ中程まで進み、赤枠で囲った「WEB予約サイトはこちら(外部サイト)」を選択します。
▼ ページが切り替わったら、「運転免許更新の予約はこちら」を選択します。
▼ 利用規約を確認するように求められます。確認ができたら「「利用規約について」を読み、同意しました。」を選択してチェックを入れ、「手続を開始する」を選択します。
▼ 「更新連絡はがき」がある方で70歳未満の場合には、赤枠で囲った「免許更新(70歳未満)」をクリックします。
ページが切り替わったら更新連絡はがきにある「予約用ID 16桁」を赤枠で囲ったテキストボックスに入力し、下に進みます。
▼ 更新連絡はがきから「講習区分」を確認し、記載された内容を選択します。
▼ 続いて「免許証番号」と「連絡先電話番号」を赤枠で囲ったテキストボックスに入力します。
必須項目すべての項目に入力が出来たら「進む >」をクリックします。
▼ 続いて更新手続きを行いたい場所を選択します。
ページを下にスクロールして更新場所を選択します。
※ 更新が可能な場所は講習区分により変わります。更新連絡はがきの1ページ目に記載された「講習区分」を確認の上、更新場所を選択します。
▼ 選択ができる日付を選択し、続いて表示される受付時間を選択します。
▼ 予約内容の確認が表示されています。
表示された内容に間違いがないことを確認し、ページ最下部の「予約を確定する」をクリックします。
▼ 「予約完了」というページに遷移したら予約は正しく行われました。
このページに表示された「QRコード」や「受付番号」(どちらか一方)は更新場所で当日必要になりますのでスクリーンショットや画面の印刷などをしておきましょう。
まとめ
ここまで2024年2月以降、島部警察署を除く東京都内で運転免許更新の際に必要になった事前予約の方法について紹介してきました。
この変更により混雑していた免許更新手続きが今まで以上にスムーズに行えることが期待でき、過度な混雑を緩和する一助になると思います。
その分、免許更新を行う受講者にはひと手間加わりますが、運転免許更新手続きの予約は警視庁から届く「更新連絡はがき」があれば簡単に予約が行えます。ただし、一部操作に一貫性がない部分やエラーチェックがない部分がありますので注意して作業すると良いでしょう。
なお、免許更新手続きの当日は、「更新通知はがき」を持参の上、更新場所で「申請自動受付機」を使用して表示された「QRコード」または「受付番号12ケタ」を入力する必要があります。必ず用意の上、免許更新に臨んでください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
また別の記事でお会いしましょう!
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