イヤホン専門ブランド、SOUNDPEATS社から旗艦モデル「Opera(オペラ)」が日本初上陸!
今回はSOUNDPEATS社からフラグシップモデル「Opera 03」および「Opera 05」を試す機会を頂きました。本記事では「Opera 03」と「Opera 05」の魅力に迫ります。
目次
製品提供: SOUNDPEATS
Operaのサウンドとドライバ
最初に特筆すべきは、音質です。ハイレゾ認証取得済みの「Opera」シリーズは、CDの約3倍(最大96kHz/24bit)の情報量を持ち、原音の波形に近い形で音楽を再現します。レコーディング現場の空気感やライブの臨場感を、より感動的に体感することが可能です。
特にOpera 05は、“イヤホンの心臓”とも呼ばれるドライバーを3基も搭載。バランスド・アーマチュア(BA型)ドライバー×2基と、大迫力サウンドが特長の12mmダイナミックドライバー×1基が音の新境地へと導きます。さらに高級イヤホンで見られるメタル(金属製)ノズルを採用し、不要な音の振動や澱みを抑えたクリアな音を実現しています。
そしてLDACに対応。ソニーが開発したこの高音質コーデックは、従来の約3倍のデータをイヤホンへ送信でき、解像度と表現力に富んだ高音質サウンドを提供します。
Opera 03とOpera 05のスペック
Opera 05とOpera 03のスペックを見てみましょう。
Opera 05 | Opera 03 | |
---|---|---|
イヤホン形状 | 完全ワイヤレス, カナル式 | 完全ワイヤレス, カナル式 |
本体操作 | タッチ | タッチ |
ドライバー | バランスド・アーマチュアドライバー 2基 | バランスド・アーマチュアドライバー 1基 |
ドライバー | 12mmダイナミックドライバー | 12mmダイナミックドライバー |
再生周波数帯域 | 20Hz~40KHz | 20Hz~40KHz |
対応コーデック | LDAC,AAC,SBC | LDAC,AAC,SBC |
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.3 | Bluetooth 5.3 |
最大持続時間(本体) | 9時間 | 9時間 |
最大持続時間(ケース込み) | 33時間 | 33時間 |
重量(イヤホン片側) | 7.3g | 7.3g |
重量(充電ケース+イヤホン両側) | 58.8g | 58.8g |
充電時間 | 1.5時間 | 1.5時間 |
充電コネクタ | USB Type-C | USB Type-C |
ENC通話ノイズキャンセリング機能 | 対応 | 対応 |
ANCノイズキャンセリング機能 | 対応 | 対応 |
専用アプリ | 対応 | 対応 |
防水性能 | IPX4 | IPX4 |
カラー | ブラック | ガンメタルグレー |
Opera 05とOpera 03の違いとしては「カラー」と「ドライバーの数」が挙げられます。
マルチペアリングとapt-Xには非対応です。
なお、化粧箱に関しても色味が違うかな?という程度で、記載の内容自体も正面の「Opera03」、「Opera05」という表記とJANコードのシール以外では共通です。
内容物にも差はありません。
アクティブノイズキャンセリングと外音取り込み機能
音質だけでなく、ユーザーのリスニング環境にも細心の注意が払われています。
日常で音楽を楽しむ空間はさまざまです。騒々しいカフェ、賑やかなオフィス、通勤中のプラットフォームかもしれません。SOUNDPEATS Opera シリーズは、これら全ての環境で最高の音楽体験を提供します。その秘密は、ANC(アクティブノイズキャンセリング)と外音取り込み機能にあります。
まず、ANC機能は、イヤホンが外部からのノイズを「聞き取り」、そのノイズを打ち消す反対の波形を生成することで、ノイズ低減効果を発揮します。この結果、最大-30dBの騒音を低減し、目覚ましのベルの音(60dB)が深夜の郊外(30dB)レベルまで減少します。これは、音楽と自分だけの空間を演出するための大きな一歩と言えるでしょう。
一方、外音取り込み機能は、必要な時に外界の音を取り込むことが可能です。レジのお会計時や車内アナウンスなど、大切な情報を逃さないためのアシスタントとも言えます。イヤホンを耳から外すことなく周囲の音を安全に確認できるので、快適さと安全性を同時に実現します。
さらに、通話中のノイズを最大-50dBまで低減するENC(環境ノイズキャンセリング)機能も搭載されています。
この機能のために、片耳に2基ずつ、計4基のマイクが備わっており、「人の声」と「環境音」を正確に分別し雑音のないクリアな音声を届けられるそうです。
充電時間と持ち運び性
新たなる音の世界に足を踏み入れる際、常に自由に動き、音楽を楽しむためには、ワイヤレスイヤホンの持ち運び性と充電時間は重要な要素です。それがまさに、筆者がSOUNDPEATS社の新作イヤホン「Opera 03」と「Opera 05」で体験した世界です。
そして重要な特徴的な一つが「ロングバッテリー」でした。特に忙しい一日中、頻繁に充電する時間を削減できるのは大変魅力的です。たった10分の充電で1時間の再生が可能。これは通勤や通学中、またはオンライン会議中に突然のバッテリー切れを防ぐのに十分な時間です。
その他にも、Operaシリーズの持ち運び性には驚かされました。そのコンパクトなデザインと軽さは、日常生活のどんな場面でも活用でき、移動中でも音楽を楽しむことができます。通勤や通学はもちろん、運動中でも気軽に音楽を楽しむことができます。
筆者がこれらのワイヤレスイヤホンを試した結果、Opera 03とOpera 05は充電時間と持ち運び性において一歩先を行っていると感じました。これらの特長は、音楽やオンライン会議などの活動に対する自由度を向上させ、私たちが求めている「音の新世界」への道を開きます。
音楽を楽しみたい方や仕事でイヤホンを探している全ての人々にとって、このOperaシリーズは、充実したオーディオ体験と快適な利用を両立する新たなステップになるでしょう。これはまさに「輝く音の新世界」への入口と言えるかもしれません。
ジュエリーのような美しさ
SOUNDPEATSの新作「Opera 03」と「Opera 05」は、その外観デザインにおいても音響の世界での優れた評価に遜色ない、まさしくジュエリーのような美しさを持っています。その優美なフォルムと完成度の高さは、ただの「ワイヤレスイヤホン」としてだけではなく、自己表現の一部、そして日常生活の中での一つのアート作品としての所有感を得ることができます。
「Opera」シリーズは、黒曜石を加工したようなブラックの本体カラーに、イエローゴールドのアクセントが施されており、それ自体が一つのジュエリーであるかのよう。その豪華な色合いと質感は、光沢感のある鏡面仕上げと艶消しのマット仕上げを巧みに組み合わせることによって、さらに際立つ美しさを放っています。
そして、その美しさは単なる見た目だけにとどまりません。耳に一番近い部分であるノズルには高級イヤホンで多く見られるメタル(金属製)ノズルが採用されており、3基のドライバーと一体化することで、不要な音の振動や澱みを抑えたクリアな音を実現します。
また、この「Opera」シリーズの形状は、人間工学に基づいた設計が採用されています。その結果、多くの方の耳にフィットするデザインとなり、長時間の使用でも快適な装着感を提供します。
さらには、この製品は両耳だけでなく片耳でも使用可能で、その都度着脱することなく自然な使い勝手を享受できます。そして、SOUNDPEATS Operaの操作は、“ポンポン”と軽く触れるだけ。音量調整や曲送りはもちろん、電話応対や着信拒否などの動作も指先一つで行うことができます。
さらに、ジュエリーが醸し出す上品さを引き出すために、傷がつきにくい亜鉛合金を含む5つの素材を使用し、PVDコーティングと真空メッキなどの11の塗装を施しています。
まとめ
SOUNDPEATSのOpera シリーズは独自の魅力が溢れていました。長年の経験と先進の技術が生み出す上質な音質、効果的なノイズキャンセリング、人間工学に基づくデザインが詰まったこれらのフラグシップモデルは、一度手にしたら離せない魅力があります。
三基のドライバー(Opera 05)が豊かな音色を生み出し、ハイレゾ音源の再生能力により、一つ一つの音がくっきりと際立ちます。
また、ノイズキャンセリング機能も非常に優秀です。ノイズを最大-30dBまで低減する能力は、日常の騒音を忘れさせ、音楽と自分だけの空間を作り出します。私自身、音楽を聴きながらの作業中や移動時にこの機能を非常に有用に感じました。
人間工学に基づいた設計も、Opera シリーズの大きな特長の一つです。多くの方の耳にフィットし、長時間の使用でも疲れにくいです。特に私は、就寝時に片耳だけで利用する機能を気に入りました。
そして何より、Opera シリーズを所有する喜びは、その上質な見た目と触感から感じられます。黒曜石を加工したようなブラックの本体カラーに、イエローゴールドのアクセントが施されており、手に取るたびにその美しさに感動します。