mouse E10のカメラ
mouse E10には前面と背面に1つずつ、計2つのカメラが搭載されています。
前面、背面のカメラとも200万画素です。


▼ 発色や画質は「それなり」ですが、メモ程度の撮影や課外授業などでの撮影にはバッチリ使用できます。

▼ 画像のサイズは1600×1200です。

▼ アウトカメラ(背面のカメラ)で撮影した写真です。

▼ インカメラ(前面のカメラ)で撮影した写真です。

▼ カメラが起動すると、画面上のLEDが青く点灯しました。
インカメラ、アウトカメラに関わらず、カメラが起動すると光る仕様のようです。

▼ なお、インカメラのカバーを閉じるとインカメラには何も映らなくなります。
Webカメラを使用しない時にはカメラのカバーを閉じしておくことで盗撮の心配を軽減できます。

mouse E10に搭載されていたちょっといい機能
mouse E10(MT-E10ZN)には、マカフィー リブセーフの体験版以外特筆すべきバンドルソフトはありませんが、マウスコンピューター製のPCには「QR リーダー」というソフトがインストールされています。

▼ 最近の学校の教科書にはQRコードが印字されてることも少なくありませんが、このmouse E10にインストールされている「QR リーダー」を使えばシームレスにコンテンツを確認できます。
ただ、この「QR リーダー」はカメラとの接続に時間が掛かるのか、ソフトが利用できるようになるまでに少々時間が掛かります。
また、mouse E10に搭載されているWebカメラは固定フォーカスのため、QRコードが小さすぎると読み取ることが出来ませんでした。
▼ 試しに2パターンの名刺チックなものを用意してみました。
1.8cmのQRコードは読み取れましたが、奥側にある1.2cmのQRコードは読み取ることが出来ませんでした。

▼ なお、mouse E10にインストールされていた「QR リーダー」はマウスコンピューターが開発したもので、ライブラリにはZXing.Netが使用されているようです。

まとめ
いかがでしたでしょうか?
ここまでマウスコンピューターから発売されているmouse E10(MT-E10ZN)の使用感やスペック、スタイラスペンなどを見てきました。
価格の割に堅牢な作りになっており、気兼ねなく使用できるパソコンとしては満足度が高い製品でした。
既に終売商品ですが2019年に台湾のECS(Elitegroup Computer Systems)がリンクスインターナショナルを通して「ECS ES20GM」を発売しました。
「ECS ES20GM」はmouse E10よりも一回り程よいスペックでしたが、企画や思想は似た商品でした。
ECS ES20GMも良い製品だったと思いますが、69,800円とmouse E10より高い価格設定でした。
mouse E10は割り切れるところは割り切りつつ、親しみやすさをマシマシに追加し、価格をうんと抑えたという点が魅力的な製品に繋がったのだと思います。
パソコンというよりは、おもちゃのような感覚です。
「かっこいいパソコン」という訳ではありませんが、使っていて楽しいパソコンだと思いました。
気になる方は是非お試しください!
最後までお読みいただきありがとうございました!
では!
2023.01.08 リンクを更新しました。
2022.09.12 表記を一部変更しました。