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LAVIE Note Standard NS200/Rのメモリ、ストレージ換装・増設手順

修理・カスタマイズ

LAVIE Note Standard NS200/Rのメモリ、ストレージ換装・増設手順

前のページではLAVIE NS200/Rを分解し、ボトムカバーを取り外しました。
ここからはLAVIE Note Standardのメモリの増設やストレージの換装などについて紹介します。

NS200/Rのメモリ増設

バッテリーとマザーボードをつなぐケーブルを切断したら、パーツの取り外しや換装を行っていきましょう。

▼ NS200/Rは4GBのオンボードのDDR4の他、1枚SO-DIMMが取り付けられます。

▼ ちなみに、2017年モデルのIdeaPad 320を分解した際には、メモリにEMCシールドが取り付けられていました。

▼ もしもEMCシールドが取り付けられている場合にはスパッジャーを使用して取り除いてください。

換装例としては下記のパーツが挙げられます。
※ このメモリはNS200/R向けのリストです。

▼ メモリを取り付ける際は下図のようにメモリをスロットに取り付けた後、カチっと音が鳴るまで押し下げます。

写真はIdeaPad 320

▼ メモリが固定されれば増設完了です。

写真はIdeaPad 320

NS200/Rのストレージ換装と増設

では次にNS200/Rのストレージを換装していきます。

▼ 換装例としては以下の製品がお勧めです。

▼ また格安なSSDとして以下の製品も利用できます。
※ ただしDRAMキャッシュが非搭載等、パフォーマンスは価格相応です。

今回使用したのはKLEVV製のSSDです。

▼ 赤丸で囲った2本のネジを取り外します。

▼ そしてハードディスクとバッテリーの間にある2本のネジも取り外します。

▼ 取り外すには、スパッジャーなどで左から救い上げるように持ち上げます。
なおこの時、持ち上げるのは凡そ1cm程度までにしてください。SATAコネクタを損傷させる恐れがあります。

写真はIdeaPad 320

▼ ストレージを持ち上げたら、優しく引き抜きます。

写真はIdeaPad 320

▼ ストレージを取り外すことができました。

▼ ストレージをマウンタから取り外します
側面にある計4本のネジを取り除き、マウンタからストレージを取り外します。

▼ マウンタを取り外すことができました。

▼ ちなみに、ストレージの下には、ボトムカバーと同じく防振対策としてスポンジ状のものが張り付けられていました。

NS200/Rのストレージ増設について

▼ 今回分解したLAVIE NS200/RにはM-Keyのm.2スロットがありました。

使用できるかどうか検証はしていませんが、使用できるとしたら以下の製品がお勧めです。

ただし、SSDの固定ネジは付属していないため、取り付けにはm.2 固定ネジが必要になります。

NS200/RのWi-Fiモジュールの交換

NS200/RのWi-FiモジュールにはRealtek RTL8821CE(01AX710)が使用されていました。
m.2 2230なので、もしもWi-Fiモジュールが故障したなどの場合には取り換えできます。

作業を完了する

コネクターやケーブルの位置、異物の混入がないことを確認したら、ボトムカバーを取り付けて、先ほどと逆の手順で組み上げていきます。

お疲れ様でした!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

メモリやストレージの換装の為にボトムカバー全体を取り外す必要がありますが、比較的簡単に分解が行えたかと思います。

NS200/Rは初期構成では動作がとても遅いため、メモリの増設やSSDへ換装して快適にご利用いただけたらと思います。

なお、弊ブログではWindows 11へアップグレードできないパソコンにWindows 11をインストールする方法などについてまとめています。

興味がある方はぜひご覧ください

では、引き続き楽しいPCライフを!

2022.11.21 製品へのリンクを更新しました。