今回はiMac (27-inch, Mid 2011)のHDDをSSDに交換する方法についてです。
iMac 2012以降に比べると簡単に換装ができるものの、27インチの画面が非常に重たいので気を付けて修理をしましょう。
ちなみに、このiMacは複数台買った時の3台目のやつです。
なお、「SSD増設」の記事は準備中です。
用意したもの
- SSD 500GB (HP SSD S700 2DP99AA#UUF)
- E-Value 精密ドライバーセット
- アイネックス 2.5インチSSD/HDD変換マウンタ HDM-46
- (スリーアキシス(three axis) バキュームリフターミニ2個組)
なお、今回実際に使用したパーツは日頃より愛用していたアイネックスHDM-42ですが、在庫切れだった他為に同じくアイネックスのHDM-46を紹介しております。
SSDはiMac (21.5-inch, Late 2013)の時にも使用しました、HP製のSSD S700 (2DP99AA#UUF)です。
スリーアキシス(three axis) バキュームリフターミニ2個組につきましては、ただの吸盤で代替可能です。僕もただの吸盤2つを使って作業しました。
作業開始
iMac Mid 2011を分解する
iMacの電源切り放電した後、下図白く囲ったあたりに吸盤を付けます。
左右に2つ取り付けが出来たら、手前に引いて取り外します。
磁石でくっついている割には強力ですので、途中で落としてガラスを割らないように注意しましょう。
その後、青く囲った部分のテープを取り、赤丸に囲った8か所のトルクスネジを外します。
少し奥の方にあるので、柄の長いドライバーを使うといいでしょう。
トルクスネジが外れたら、液晶を少しだけ持ち上げて、液晶とロジックボードを繋ぐ4本のケーブルを外します。まずは赤枠のケーブルから。
そして、その下にある2本のケーブルを取り外します。緑色のケーブルはロック式ですので、注意して外します。
そして、赤枠のケーブルを外します。
画面とロジックボードを繋ぐ、すべてのケーブルを外したことを確認したら、ゆっくりとLCDを持ち上げて取り外します。(重いので注意して取り外します。)
おめでとうございます。画面を取り外すことが出来ました。
せっかくなので、少し眺めてみましょう。スーパードライブはソニー製のAD-5690H(SOK-AD-7690H(B))でした。ちなみに、同じiMac 27inchのMid2011でも別の個体ではAD-5680H(SOK-AD-7683H(B))でした。
そして、ファンが汚い…。ほかの2台と比べてもダントツ汚い…。
さて、気を取り直して、HDDを取り外していきましょう。
iMac 27inch Mid 2011からHDDを取り外す。
ここまで来たらあとはらくちんです。
SATAケーブルを抜きピンクで囲った2本のトルクスネジを外します。
最後にHDDからマウンターを取り外せ完了です。
そして、SSDをアイネックス 2.5インチSSD/HDD変換マウンタ HDM-46 に取り付けて、あとは逆の手順で組み立てていきます。
HPのロゴ見えませんね。(別に見えなくても全く支障はないけど)
ちなみにiMac Late 2013にHP S700(2DP99AA#UUF)を取り付けた時にはバッチリ見えてましたね。(ロゴひっくり返ってるけど。)
何はともあれあとは組み立ててしまえば換装終了です。
いかがでしたでしょうか?
今回はSSD用のセンサー類を購入しなかったためにファンが暴走すると思います。
今後センサーを購入した場合にはまた記事にしたいと思いますが、ソフトでも十分制御できますし、今のところ不自由はないので当面は購入しないでしょう。
なお、ファンの制御ソフトについてはまた後日記事にします。
では、楽しいMacライフを!
この時はまだ知らない。まさかグラフィックボードが壊れているなんて。
つづく・・・
続き→ ブロックノイズが発生したiMac 2011のグラボを修理してみた
2022.02.10 タグの追加を行いました。