今回は2018年02月に(日本国内では)レノボ・ジャパンから発売されたThinkPad T480シリーズの内蔵バッテリー方法を見ていきたいと思います。
元々は前回の投稿(ThinkPad T480のメモリ、ストレージ換装・増設手順)にまとめていたのですが、内蔵バッテリーがない構成のThinkPad T480もあるので、思い切って記事を分けてみました。
なので、もし、SSDやメモリの換装、増設についての記事をお探しの方は、ぜひ「ThinkPad T480のメモリ、ストレージ換装・増設手順」をご覧ください。
目次
用意するもの
- E-Value 精密ドライバーセット
- へら (使わなくなったポイントカードでも代用可能です)
バッテリー
ThinkPad T480の標準バッテリー交換方法
作業の前にThinkPad T480を正しくシャットダウンします。
なお、分解前には内蔵バッテリをUEFI (ThinkPad Setup)から無効にしましょう。>方法はこちら

▼ PCの電源が切れたことを確認し、本体をひっくり返します。

▼ バッテリーのラッチをそれぞれ外側に移動させた後、バッテリーを本体からスライドするように静かに取り外します。

ThinkPad T480を分解する
バッテリーを取り外せたら、下図の6つのプラスネジ(黄色い丸で囲ったねじ)をドライバーで取り外します。

ネジを外すことができたら、ボトムカバーをスパッジャーなどを使い丁寧に取り外します。

▼ これでThinkPad T480の分解は完了です。
ボトムカバーを開けるだけでメモリ(2本)や2.5inch ストレージ(と見せかけてSATA内部接続のM.2 SSDの場合もある)の換装ができるほか、ストレージ用のm.2スロットや、LTE用の通信モジュールが搭載可能なm.2スロットが確認できるなど、拡張性が素晴らしいです。

ThinkPad T480の内蔵バッテリーを取り外す
ではいよいよ内蔵バッテリーを取り外していきます。
まずは内蔵バッテリーのコネクタをスパッジャーなどを使い、横にスライドして取り外します。

▼ その後、内蔵バッテリー周辺にある青い丸で囲った2本のプラスねじを取り外します。

▼ そして、バッテリーを写真のようにゆっくり持ち上げます。

内蔵バッテリーを取り外すことが出来ました。

あとは、今と逆の手順で内蔵バッテリーを装着していきます。
せっかくなのでストレージの換装や、メモリの増設などを行うのもいいかもしれません。

作業を完了する
コネクターやケーブルの位置、異物の混入がないことを確認したら、ボトムカバーを取り付けて、先ほどと逆の手順で組み上げていきます。

お疲れ様でした!
まとめ
いかがでしょうか!
ここまでThinkPad T480の内蔵バッテリーの交換方法を見てきました。
ThinkPad T480は随分簡単に内蔵バッテリーの交換やストレージ、メモリの換装、増設が行えます。
使いやすい機種なので、ぜひ整備して長く快適にご利用いただければと思います!
では、引き続き楽しいPCライフを!
2022.08.06 本文中に謎な言葉が紛れていたため修正しました。
2022.08.01 タグを追加しました。