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【詳解】macOS Sonomaのサポート対象外のMacにOpenCore Legacy Patcherを使用してインストールする方法(3/3)

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【詳解】macOS Sonomaのサポート対象外のMacにOpenCore Legacy Patcherを使用してインストールする方法(3/3)

前のページではOpenCore Legacy Patcherのルートパッチ(ボリュームパッチ)を手動でインストールする方法やバージョンの確認方法について紹介しました。
このページではルートパッチをアップデート(または再インストール)する方法について紹介します。

ルートパッチをアップデートまたは再インストールする方法

OpenCore Legacy Patcherはその懸命な作業によって日々進化しており、ルートパッチも日を追うごとにその性能が向上しています。
新しいOpenCore Legacy Patcherのルートパッチをインストールしたい方や、何らかのトラブルによりルートパッチを再インストールしたい方はこちらの手順を参考に作業してみてください。

※ ルートパッチのアップデートを行う前には必ずOpenCore Legacy Patcherのアップデートが必要です。
※ この操作は今のバージョンと同じか、それより新しいバージョンにアップデートする場合のみ行ってください。古いバージョンにをインストール(ルートパッチをダウングレート)したい場合には4ページ目の「ダウングレート方法」をご覧ください。

▼ 「Post Install Root Patch」とあるボタンをクリックします。

▼ ルートパッチの準備が出来るまで暫く待ちます。

▼ 「Post-Install Menu」が表示されたら、「Start Root Patching」(再インストールの場合には「Reinstall Root Patches」)をクリックします。

▼ 「Relaunch as root?」(rootとして立ち上げなおしますか?)という画面が出てきたら「Yes」をクリックします。

▼ Macのパスワードを入力し「OK」をクリックします。

▼ OpenCore Legacy Patcherが再起動します。

▼ ルートパッチの再インストールが始まります。
電源を切らずにしばらくお待ちください。

▼ 環境によってはカーネルキャッシュの再構築時に「- Rebuilding Kernel Cache (This may take some time)」という表記でフリーズしたかのように動かなくなることがありますが、処理が終わるまで電源を切らずに待ちます。

▼ 作業が完了すると「Reboot to apply?」(再起動して適用しますか?)と表示されますので、今すぐ再起動をするには「Reboot」を、ログを確認したい場合や、保存などの作業をしたい方は「Ignore」をクリックします。(ここでは「Ignore」をクリックしてみました。)

▼ ログを確認する必要がなければ「Reboot」ボタンをクリックするとMacを直ちに再起動することができます。

▼ OpenCore Legacy Patcherのメインメニューに戻るには、「Return to Main Menu」をクリックします。

▼ 再起動をしてみて、トラブルがないか確認してください。

お疲れ様でした!

次のページではOpenCore Legacy Patcherのルートパッチをアンインストールする方法について紹介します。