こんにちは!
今回は複数回に分けて、およそ55万円で作成した自作パソコンを紹介したいと思います。構想自体は今年の4月頃からあり、ちょびちょびとパーツを購入していたものの、時間が取れず半年くらい練りに練って昨日完成いたしました。
ミドルタワーケース(NZXT H510 Elite)にE-ATXマザーボードを載せたりと、ややアウトロー(ではないけど)なことをしつつ、実用的なパソコンを作れたと思います。
元々の計画
去年11月にCore i3 8100 + Z390 (MSI MPG Z390 GAMING PRO CARBON)、メモリ32GBという不釣合いなパソコンを作成したのち、仕事の都合でMacが必要になってしまったため、中古のiMac 27-inch 2015 Lateを購入しました。i7 6700Kを積んでいるモデルで、不満はあまりないのですが、BootCampでWindowsを動かすとやけに不安定なので、作り替えようということでした。
ただし、デスクが大きくない為、大型ケースは断念。ミドルタワーを想定していました。それでも、今回は「メモリ256GBを載せたい!」という強い思いがあり、X299をチョイス(Ryzen Threadripperもいいな、とも思ったが、予算外だったし、そもそも宗派の問題でAMD CPUは買えない)。前回がデザイン重視のパソコンになってしまったために、今回はスペック重視志向、と意気込んだものの、結局ややデザインよりのパソコンになってしまいました。
(主な)購入したもの
購入したものすべて、ではないです。主要なものだけまとめてみました。
種別 | 名称 | 数量 |
CPU | Intel Core i9 10980XE Extreme Edition BOX | 1 |
マザーボード | ASUS ROG RAMPAGE VI EXTREME ENCORE | 1 |
メモリ | G.Skill F4-3600C18Q-128GTZR | 2 |
グラフィックボード | GeForce GTX 1660 GAMING X 6G | 1 |
PSU | Thermaltake TOUGHPOWER PF1 ARGB 1200W | 1 |
PSUアクセサリー | Antec 電源スリーブ付きケーブル | |
ストレージ1 | ADATA PCIe Gen3x4 M.2 SSD FALCON 512GB | 1 |
ストレージ2 | TEAMGROUP T-Force Delta MAX | 2 |
PCケース | NZXT H510 Elite CA-H510E-B1 | 1 |
CPUファン | NZXT KRAKEN Z63 | 1 |
ケースファン1 | NZXT Aer RGB 2 (120mm) HF-28120-B1 | 1 |
ケースファン2 | NZXT Aer RGB 2 (140MM) HF-28140-B1 | 1 |
アクセサリー | NZXT INTERNAL USB HUB | 1 |
アクセサリー | NZXT HUE 2 Underglow AH-2UGKD-B1 | 1 |
GPU ライザー | EASYDIY 垂直GPUブラケット | 1 |
GPU ライザー | ASUS RS200 ROG STRIX RISER CABLE | 1 |
開封式
これ、パーツを集め始めたのって4月からなんですよね。8月くらいなんて、積みあがっていく箱に「これ、ちゃんと作れるんだよね…。」という不安を感じておりました。
今回はいつもみたいに丁寧な開封式は実施しませんでした。開けて、開けて、開けまくれぇ!
この箱の山。
そしてPCケースがドーンと。探したらまだまだ箱が見つかってめまいがしました。
無心で開けていきます。画像が小さく確認し辛いと思いますが、結構メーカーが偏っております。
そしてグラフィックボード。GTX 1660です。Tiでもなく、1660。
圧倒的な不釣り合いですが、これを組んでいるのは9月下旬で、ぎりぎりRTX 30XXシリーズが発売されておりませんでして、繋ぎで購入したために1660です。
そしてメモリ。
DDR4 3600 32GBの4本組2セット、計256GBになります。
そして、CPU。Core i9 10980XEです。筆者はIntelを信仰しているために、現実的最上位としたらこのi9 10980XEになります。18コア、36スレッドです。ここまでのCPUを何に使うのかが甚だ疑問ではありますが、久々にAndroidのROMなどをビルドしてみたいです。(きっとしない)
で、煌びやかな電源。Thermaltake TOUGHPOWER PF1 ARGB 1200Wです。
安定稼働を狙うならSeasonicさんの電源(PRIME-PX-1000 とか)が狙い目だと思いますが、予算的な問題(というかデザインに惹かれてしまった)でTOUGHPOWER PF1 ARGB 1200Wをチョイスしました。
そんで、お次はケーブルです。
Antecの電源スリーブ付きケーブル24ピン/ 8ピン 8ピン6ピンとCableModの変換ケーブルや延長ケーブルなどです。
あとはファンフィルターや黒いマスキングテープ、EASYDIYさんのType-Cの背面パネル拡張ブラケット、SilverStoneさんの 2.4GHzワイヤレス POWER/Resetリモートスイッチ(SST-ES02-USB)など、陰の立役者さんたちです。
主要パーツの集合写真。
Core i9 10980XEくん、すごくいい笑顔です。
気になって、気になって仕方ありません。
次の記事でもうちょっと詳しく見ていきましょう。
そして、NZXTさんのPCケースファン(NZXT Aer RGB 2 120mm/140mm)と、奥に見えるのはNZXTさんの140mm水冷のKRAKEN Z63です。
そして、デスクを彩るのはこのメンツ。
Logicoolさんのワイヤレストラックボール、MX ERGOや、
同じくLogicoolさんのワイヤレスキーボードのCRAFT、
ASUSさんのASUS ROG Strix Arion。かっこいい筐体のm.2 SSDケースです。
その他、オーム電機さんのモバイルPCタップ (HS-T1254K)も便利に使用させていただきました。とても便利です。
主要なパーツをもう少し詳しく
ASUS ROG RAMPAGE VI EXTREME ENCOREを見てみる
ずいぶん大きな箱に入っているマザーボード。結構な重量があります。
開けてみましょう。オープン!
こんな感じで入っています。
WELCOME TO THE REPUBLIC!
漆黒の箱に赤い文字、ロゴ。かっこいいですね。
さて、このマザーボードはX299チップセットを搭載したE-ATXマザーボードです、メモリDDR4 4266MHz(OC)対応で8本搭載可能、クアッドチャンネルです。CPUソケットはLGA 2066です。
ASUS ROG RAMPAGE VI EXTREME ENCOREの特徴の一つにI/O シールドがあります。これ、I/O シールドに「LiveDash OLED」という1.77インチのカラーOLEDがついておりまして、起動時の診断やアニメーションを再生することができます。
NZXT H510 Eliteを見てみる
お次はケースです。
ケースはNZXTさんのH510 ELITEをチョイス。念願のNZXTさんのケースです。
メーカー公表の仕様では対応プラットフォームがATXとありますが、E-ATXであるASUS ROG RAMPAGE VI EXTREME ENCOREは入るのでしょうか。
取っ手のところからケースに触ることができる。ここは特に保護されているわけでもなく、生身。すごく嫌。
さて、開封していきます。
で~ん。
憧れのNZXTのPCケースです。パッと見た時はH510iの方が「カッコいいかな」と思ってたんですが、眺めているうちにH510 Eliteに惹かれてしまいました。
気が付いたらポチっとしてました。
おおお!かちょいい!
ポートはUSB3.1Gen1 TypeAとUSB3.1Gen2 TypeC、Audio/Micが各一つずつ用意されています。
ケースの中も見ていきます。
オープン!地味なところですが、初めからATX向けに六角スペーサーがPCケースに装着されているのはポイント高いです!
HDDマウンターに収納されている付属品。
開けてみるとこんな感じ。ネジや結束バンド、説明書などが入っています。
ケーブルのガイドなどがありとても組み立てやすそうな印象です。
さらに見ていくと、2.5インチストレージ向けのマウンターが2つ確認できます。
(マザーボードがすでに装着されてるのは見なかったことにしてください。)
NZXT Kraken Z63を見てみる
NZXTさんの H510 ELITEを見ていきましたが、お次は言わずと知れた簡易水冷、KRAKEN Z63です。こちらは水冷ヘッドにラウンド形状の2.36インチのLCDが搭載されております。これによって、完成するとまるでCPUに画面がついてるようなルックスになります。かちょいい!
類似の商品としてASUSさんの「ROG RYUJIN 240」がありますが、こちらのKRAKEN Z63のLCDはとにかく明るいです!
NZXTさんの正規国内代理店株式会社タイムリーさんが販売しているものは6年の保証がついています。
箱もかちょいい。
開けてみるとこんな感じ。
続きは次の記事で!
Intel Core i9 10980XE Extreme Editionを見てみる
お次はIntel Core i9 10980XEです。コードネームは「Cascade Lake-X (カスケード レイク-エックス)」です。近年のシェアではAMDに追い抜かされつつありますが、Intel好きでございますゆえ、こちらをチョイスしました。
Intelさんのロゴがあしらわれた黒い巾着袋が付属しておりました。かちょいい。
後ろ姿も雄々しい。
かこいいですね。かちょいいですね。
TEAM T-FORCE DELTA MAXを見てみる
普段SSDはCrucialさんの製品ばかり使っておりますが、今回はTEAMさんのT-FORCE DELTA MAXをチョイス。完全にデザインで買っちゃっています。
TEAMさんで有名な光物のSSDに「T-FORCE DELTA S」シリーズがありますが、こちらのT-FORCE DELTA MAXは表面がミラー加工されており上品な発光が特徴な製品です。
宝石みたい・・・?
つけるのが楽しみです。
という訳で主要なパーツだけ見ていきました。
次回は実際に組み立てを見ていきたいと思います!
では!