今回はLenovo Japan LLCより発売されたIdeaPad Slim 750iシリーズのバッテリー交換と分解方法を見ていきたいと思います。
手順は同じLenovo IdeaPad 5 (14インチ)シリーズであるIdeaPad Slim 550iやIdeaPad Slim 550でも同様です。
なお、Lenovo IdeaPad Slim 750iのSSDの増設や換装方法はこちらの記事をご覧ください。
目次
用意するもの
- E-Value 精密ドライバーセット
- へら (使わなくなったポイントカードでも代用可能です)
バッテリー
IdeaPad Slim 750iを分解する
Lenovo IdeaPad 5シリーズのバッテリーは内蔵式で、交換を行うためにはPC本体を分解するしかありません。
分解を行う前にIdeaPad Slim 750iを正しくシャットダウンします。

必ず、IdeaPadの側面にあるシステム状態ライトが消灯していることを確認し次の作業に移ります。

PCの電源が切れたことを確認したら、IdeaPad Slim 750i本体をひっくり返し、平らで水平な場所に置きます。

▼ 青と赤の丸で囲った9本のネジを取り外します。なお、9本のネジはいずれもトルクスネジです。

9本のネジのうち、ヒンジ周辺にある3本のネジはボトムカバーから外れません。

9本のネジを外すことができたら、本体の下部あたりの筐体とボトムカバーの隙間にスパッジャーを差し込み、ボトムカバーを取り外します。

▼ これでIdeaPad Slim 750iの分解は完了です。
ボトムカバーを外してみると、Wi-Fiモジュールやバッテリー、m.2スロットなどが確認できます。

IdeaPad Slim 750iのバッテリー交換方法
では、いよいよバッテリーを取り外していきます。
下図中央にある青丸のコネクタを下に引き抜くように取り外します。
この時、ケーブルに損傷を与えないように慎重に作業を行ってください。

▼ そして下図の赤丸で囲ったねじ2本を取り除きます。その後、バッテリーを上に持ち上げるように取り外していきます。

あとは、今の手順とは逆に組み立てていけば完了です。
バッテリーの取り外しや取り付けの際にはバッテリーに衝撃を加えたり、曲げたりしないように細心の注意を払い作業を行いましょう。
作業を完了する
コネクターやケーブルの位置、異物の混入がないことを確認したら、ボトムカバーを取り付けて、先ほどと逆の手順で組み上げていきます。

まとめ
いかがでしょうか!
ここまでLenovo IdeaPad 5 (14インチ)シリーズの内蔵バッテリーの交換方法を見てきました。
トルクスドライバーが必要になりますが、比較的簡単にバッテリーの交換が行えました。
SSDが増設出来たりと楽しい機種だと思いますので、ぜひ安全にカスタマイズをして、さらに快適にご利用いただけたらと思います。
では、引き続き楽しいPCライフを!