この投稿では日本HPより発売されたHP Pavilion 15-cc100シリーズの分解とバッテリーの交換方法を見ていきたいと思います。
元々は前回の投稿(HP Pavilion 15-cc111TUのメモリ、ストレージ換装・増設手順)にまとめていたのですが、思い切って記事を分けてみました。
なのでもし、SSDやメモリの換装、増設についての記事をお探しの方は、ぜひ「HP Pavilion 15-cc111TUのメモリ、ストレージ換装・増設手順」をご覧ください。
目次
用意するもの
- E-Value 精密ドライバーセット
- へら (使わなくなったポイントカードでも代用可能です)
バッテリー
- 互換バッテリー (内蔵) 候補1
- 互換バッテリー (内蔵) 候補2
HP Pavilion 15-cc100を分解する
作業の前にHP Pavilion 15-cc100を正しくシャットダウンします。
▼ PCの電源が切れたことを確認し、本体をひっくり返します。
4つのゴム足にスパッジャーなどを差し込み、剝がします。
ゴム足は両面テープのようなもので固定されています。
あまり無理に挿し込むと両面テープが玉になり、再度付け直す際に面倒なので優しくゆっくりと挿し込むのがポイントです。
▼ ゴム足が取れたら丸の付けたねじをすべて取ります。
なお、ねじには種類があり、混ぜないように管理しましょう。
ねじが外せたら、スパッジャーなどを使い、光学ドライブを取り出します。
▼ そして、ヒンジあたりのボトムカバーとPavilionの筐体の隙間にスパッジャーを差し込むように挿入した後、くり出す様にボトムカバーをゆっくりと持ち上げます。
▼ 四辺すべてのツメを外せばPavilionのボトムカバーが外れます。
Pavilionに搭載されたバッテリーやSSD、RAMのスロットなどが確認できます。
SSDやメモリの換装、増設方法はこちらの記事をご覧ください。
▼ この時点で、バッテリーが膨らんでいることが分かります。
HP Pavilion 15-cc100の内蔵バッテリーを取り外す
ではいよいよ内蔵バッテリーを取り外していきます。
まずは赤丸で囲った3本のねじを取り外します。
そして、バッテリーをゆっくりと下方向へスライドさせ、本体から取り外します。
これでバッテリーとマザーボードが切断されました。
あとは、今と逆の手順で内蔵バッテリーを装着していきます。
せっかくなのでストレージの換装や、メモリの増設などを行うのもいいかもしれません。
作業を完了する
コネクターやケーブルの位置、異物の混入がないことを確認したら、ボトムカバーを取り付けて、先ほどと逆の手順で組み上げていきます。
お疲れ様でした!
まとめ
いかがでしょうか!
ここまでHP Pavilion 15-cc100シリーズの内蔵バッテリーの交換方法を見てきました。
HP Pavilion 15-cc100は随分簡単に内蔵バッテリーの交換やストレージ、メモリの換装、増設が行えます。
整備次第ではまだまだ快適に使える楽しい機種だと思いますので、ぜひ安全にカスタマイズをして、快適にご利用いただけたらと思います。
では、引き続き楽しいPCライフを!
2022.08.06 表記を修正しました。
2022.08.06 本文中に謎な言葉が紛れていたため修正しました。