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【OpenCore Legacy Patcher】残り1分未満で止まってしまったときは

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【OpenCore Legacy Patcher】残り1分未満で止まってしまったときは

OpenCore Legacy PatcherでmacOS をインストールした際、Macのモデルによっては「残り1分未満…」という画面が表示されフリーズしてしまったように見えるときがあります。

この記事ではそんな「残り1分未満…」から画面が変わらなくなってしまった時にMacの電源を落とすか、それともそのまま待つべきなのかを見分ける方法について紹介します。

目次

macOSのインストール時に「残り1分未満…」で止まってしまう理由

OpenCore Legacy Patcherを開発している氏によると、インストールの終盤に大量の暗号化が実行されるためにMacが動作を停止したように見える場合があるそうです。(GitHub)

本来であればCPUの拡張命令セットであるAES (AES-NI)を使用して迅速に処理されますが、暗号化支援機能がないCPUを搭載したMacでは時間が掛かる場合があります。

さらに、macOSの起動ディスクとして使用されるストレージの速度によっては、これらの処理に数時間以上かかる場合があり、Macの電源を切らずに待つことが推奨されています。

あまりにも時間が掛かる場合には

「残り1分未満…」と表示されて既に数時間以上経過している場合にはMacの電源を切るべきか、待つべきかその決断に悩むかもしれません。

この際には、MacのキーボードにあるCaps Lock キーを押して、ランプが点灯するかどうか検証します。

この時Caps Lock キーが点灯する場合にはMacは処理を続けており、もう少し待ってみても良いかもしれません。
もしもランプが付かない場合には、Macの電源を落とし、再度インストールを行ってください。

まとめ

いかがでしょうか?
ここまで、「残り1分未満…」で止まってしまったときの対処方法についてみてきました。

ポイントはCaps Lock キーでしたね。
Num Lock キーやストレージのアクセスランプなどが搭載されているモデルでは、Caps Lock キーでなくとも代替が可能です。

ただ、Caps Lock キーのランプが点灯する場合でも状況によっては、一度Macの電源を落とし再度macOS のインストールを行った方が早く終わる例もあるため、一概に待つべきとも言えないのが難しいところです。

可能な限りインストール先はSSDのような高速に読み書きができるストレージを使用していただければと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

引き続き楽しいMacライフを!

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