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OCLPの開発に期待?macOS Tahoe 26がサポート対象外の複数のMacで動作したと報告がSNSに上がる

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OCLPの開発に期待?macOS Tahoe 26がサポート対象外の複数のMacで動作したと報告がSNSに上がる

Appleが2025年6月9日(現地時間)に開催したWWDC25で発表したmacOS Tahoe 26。このmacOS Tahoe 26がIntel CPUを搭載したMacにインストールできる最後のバージョンと発表されましたが、このmacOS Tahoeをサポートされない古いMacにインストールしたという報告がSNS上に上がりました。

古いMacでmacOS Tahoe 26が動いた?

WWDC25でmacOS Tahoeが発表され、開発者向けのビルドの提供が開始された直後、X(旧Twitter)ではmacOS Tahoe 26のサポート対象外となった古いMacでmacOS Tahoeのインストールが成功し、起動できたと報告が挙がりました。

添付された画像にはi5を搭載したiMac (21.5-inch, Late 2013) :iMac14,1でmacOS Tahoe 26が動作している様子が映っています。

さらに、グラフィックアクセラレータも利用できているようにも見えます。

秘密はOpenCore Legacy Patcher

サポート対象外の古いMacでmacOS Tahoeがインストールが出来た裏には、弊サイトでも何度も紹介しているOpenCore Legacy Patcher(OCLP)があります。

このOpenCore Legacy Patcherは最新のmacOS がインストールできなくなった(サポート対象外)の古いMacに、macOS Big Sur以降の最新macOSをインストール可能にするプロジェクトのことです。

関連> 【あのかぼ】古いMacにOCLPを使って最新のmacOSをインストールする方法(準備編)
関連> 古いMacで最新のmacOSが動くOpenCore Legacy Patcher(OCLP)とは?
参考> OCLP.net – OpenCore Legacy Patcher 専門サイト

沈黙を守るOCLPプロジェクト

ただ、macOS Tahoeが発表された6月10日から10日経ちますが、OpenCore Legacy PatcherはmacOS Tahoeについて沈黙を貫いています。OpenCore Legacy Patcherのリーダーであるミコラ氏は、去年8月に手術を行うという発表もありました。

今回のiMac (21.5-inch, Late 2013)で動作したOCLPを活用したmacOS Tahoe 26では、OCLPの開発で毎回大きな障壁となるグラフィックアクセラレータが既に利用できていることから、もしかしたら早期にOCLPのサポートを得られるのではないかと期待してしまいます。

Intel Mac最後の最新macOS。OpenCore Legacy Patcherでサポートされるのか注目が集まります。

弊グループサイトでは、引き続き「Intel Mac」の活用について検討し、紹介していきます。

弊サイト(あのかぼ)と姉妹メディア(おんかぼ)では引き続き、OpenCore Legacy Patcherの最新情報やmacOS Tahoe関連のニュースを紹介していきます。記事の更新については、かぼしーのTwitterアカウントHumin.meで紹介しますので、ぜひフォローいただけると幸いです。