Windows 10のExplorerがOneDriveとの結合を廃止され、19H2以前のバージョンに戻される

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Windows 10のExplorerがOneDriveとの結合を廃止され、19H2以前のバージョンに戻される

最近のWindows 10アップデート(KB5033372)が、ファイルエクスプローラーの検索バーを2019年11月以前のシンプルなデザインに戻しました。この変更は、一部のユーザーからのパフォーマンスへの懸念を受けてのことですが、EUのデジタルサービス法など別の問題への対処という意味合いが強そうです。

始まりはOneDriveとの統合

2019年11月、MicrosoftはWindows 10の19H2バージョンでファイルエクスプローラーに大きな変更を加えました。このアップデートにより、OneDriveとの統合が導入され、クラウド内のファイルを直接検索結果で表示できるようになりました。しかし、この変更は、検索バーのパフォーマンス低下を引き起こし、ユーザーエクスペリエンスに影響を与えました。

パフォーマンス問題

ユーザーからは、検索バーの反応速度の低下や検索結果の遅れに関する苦情が相次ぎました。特に、クラウド統合による遅延は、日常的に大量のファイルを扱うビジネスユーザにとって大きな問題となっていました。

多くのユーザーは、この統合が原因で検索機能に問題が生じていると指摘しました。具体的な問題としては検索バーがテキストを受け付けるものの、検索を開始しないといった応答性以前の問題が挙げられました。

デザインの不一致

2023年12月のアップデートにより、検索バーは以前のような薄いデザインに戻りましたが、これによって他のエクスプローラーのUI要素とのデザイン的な不一致が生じています。

EUのデジタルサービス法 (DSA) との関係

この変更がEUのデジタルサービス法に関連しているとの憶測があります。この法律は大手のテクノロジー企業に特定のプライバシー規則を課しており、Microsoftの決定に影響を与えた可能性があるとWindows Latestは伝えています。

またMicrosoftは今後、欧州以外の地域でウェブベースの検索ボックスを復活させる可能性があります。また、ViveToolを使用することで、ユーザーは独自にクラウドベースの検索を再有効にすることができます。

まとめ

このアップデートは、パフォーマンスとユーザーエクスペリエンスのバランスを取るためのMicrosoft方向転換ともとれる転換です。今後のWindowsのアップデートに対する期待と注目が集まっています。