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Mac mini (Late 2014)の分解とストレージ換装手順

修理・カスタマイズ

Mac mini (Late 2014)の分解とストレージ換装手順

前のページではMac mini 2014からロジックボードまで取り外しました。
このページでは、Mac mini の電源ユニットを取り出していきます。

Mac mini Late 2014 の電源ユニットを取り外す

▼ Mac mini から電源ユニットを取り出す前に、金属製のピンを引き出すように取り外します。

▼ Mac mini から取り出したピンです。

▼ ピンを取り出すことができたら、赤い矢印の方向(反時計回り)に2ピンACコネクタを90度程回します。

▼ コネクタが筐体から外れればOKです。

▼ 赤丸で囲ったT6のネジを取り外します。

▼ 電源ユニットを抜き取るように取り除きます。

▼ 取り出した電源ユニットです。

▼ DELTA (デルタ電子)社製のPSUで85Wのものが搭載されていました。

▼ 電源ユニットの裏面です。

▼ 残ったのはストレージマウンタです。

Mac mini Late 2014 のストレージマウンタを取り外す

いよいよストレージマウンタを取り外していきます。

▼ 赤丸で囲ったT6のネジを取り出します。

▼ ストレージマウンタを下にスライドし、取り外していきます。

▼ ストレージマウンタを取り外すことができました。

なお、ストレージマウンタにはIRセンサーが付いています。
破損させないように作業しましょう。

Mac mini Late 2014 のストレージ換装方法

ここまでの作業で、ストレージマウンタまで取り出すことができました。
ここからはストレージマウンタからもともとのハードディスクを取り出し、新しいストレージを取り付けていきます。

なお、換装例としては以下の製品が挙げられます。

今回使用したのはKIOXIA 製SSD(480GB)です。

▼ ストレージのマウンタから元のHDDを取り外します。
ストレージマウンタの側面にある計4本のT8ネジを取り外します。

▼ ストレージをストレージマウンタから取り外すことができたらSATAケーブルを取り除きます。
まずは赤い線で囲ったSATAケーブルをゆっくりと持ち上げて、オレンジ色で囲った黒いテープを取り除きます。

▼ 取り出したSATAケーブルです。

▼ SATAケーブルの白い線で印字された円の中にはノリが付着しています。

▼ ストレージマウンタです。
ここに新しいストレージを取り付けていきます。

▼ ストレージをマウンタに取り付けたら、忘れずにネジを付けましょう。

▼ 後は分解とは逆の手順で組み立てていきます。

次のページではMac miniの組み立てをする際の注意点やトラブルが起こった際の解決方法についてまとめています。

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