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あの「AviUtl」が待望の64bit対応で復活!ゼロから再構築された新バージョン「AviUtl ExEdit2」登場

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あの「AviUtl」が待望の64bit対応で復活!ゼロから再構築された新バージョン「AviUtl ExEdit2」登場

2025年7月7日、長らく更新が止まっていた国産フリー動画編集ソフト「AviUtl」の最新版、「AviUtl ExEdit2」(通称:AviUtl 2)のベータ版が突如公開されました。前バージョンのリリースから約6年ぶりの大型アップデートで、SNSでは公開翌日にはX(旧Twitter)のトレンド2位に浮上するなど、動画編集界隈を中心に大きな話題を呼んでいます。

国産動画編集ソフトのレジェンドが64bit対応で蘇る

「AviUtl」は、1997年に開発者・KENくん氏によって公開されたWindows向け動画編集ソフト。AVI形式へのフィルタ適用ツールとしてスタートしましたが、プラグインによる拡張性の高さから、本格的な動画編集にも対応可能な“神ソフト”として広く支持を集めてきました。

しかし、2019年10月の「バージョン1.10」以降、公式なアップデートは長らく途絶えていましたが、その間、ユーザーは有志によって開発・共有された無数のプラグインを頼りにAviUtlの環境を構築し、使い続けていた状況でした。

そして今、待望の64bit対応を果たし、完全再設計された新世代のAviUtlが「AviUtl ExEdit2 beta1」として帰ってきました!

AviUtl ExEdit2とは何か?

「AviUtl ExEdit2」は、従来の本体と拡張編集プラグイン(ExEdit)を統合した次世代バージョン。ソフトウェア全体をゼロから再設計しており、64bitネイティブ対応によるメモリ制限の解消が最大の特徴です。

「AviUtl ExEdit2」の動作環境は以下の通りですぅ。

  • 対応OS:Windows 10(64bit)以降
  • GPU:DirectX 11.3 以上に対応
  • CPU:AVX2 命令セット対応

これにより、32bit版の旧AviUtlでは不可能だった大規模プロジェクトの安定編集が可能になり、将来的な進化の土台が整ったと言えます。

新UI・統合型設計で利便性も大幅向上

ExEdit2では従来のように機能ごとに複数のウィンドウが開かれるのではなく、1つの統合ウィンドウ内で作業が完結する構成に。これにより、モダンなUI設計となり、ユーザビリティも向上しています。

ダウンロードと利用方法

現在、以下3種類の配布形式が公式サイト(AviUtlのお部屋)で提供されています。

  1. 通常ZIP版:aviutl2beta1.zip(インストール不要)
  2. インストーラー版:AviUtl2beta1_setup.exe
  3. 開発者向けSDK:aviutl2_sdk.zip

一般ユーザであればZIP版をダウンロードし、解凍後に「aviutl2.exe」を実行するだけで利用可能。ファイルサイズは約2.2MBと軽量です。

現状はベータ版、互換性と安定性には留意が必要

AviUtl ExEdit2はあくまでもベータ版として公開されており、動作の安定性には課題がある。実際に使用してみると、読み込み時に一時的にハングアップする現象も確認されているとのこと。

また、旧バージョンのプラグインやスクリプトとの基本的な互換性は保たれているものの、32bit DLLベースの一部プラグインは非対応。現時点ではスクリプトや入出力プラグインの動作も限定的であり、今後のアップデートに期待が集まっています。

今後の展望に注目

開発者のKENくん氏は「まだ実装が足りなかったり設計の違いから互換できない部分もありますが、基本的な編集はできる」とコメントしており、今後の開発継続を示唆しています。

今回の再始動によって、AviUtlは再び多くの動画クリエイターにとっての“主力編集環境”として台頭してくる可能性が高い。オープンで柔軟な編集環境を愛するユーザーにとって、AviUtl ExEdit2の行方は今後も要注目です!

2025.07.09 AviUtlのお部屋様のリンクを追加しました。