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ついにiPadに計算機アプリが搭載されるか?「Wow」と言えるアプリになってるかも

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ついにiPadに計算機アプリが搭載されるか?「Wow」と言えるアプリになってるかも

macOS には当然、そしてiPhoneにも搭載されている「計算機」アプリは今日に至るまでiPadに搭載されることはありませんでしたが、iPad向けの次期iPadOSである「iPadOS 18」に計算機アプリが搭載されるかもしれないと一部メディアが報じています。

計算機アプリはiPadOS 18に搭載される

2010年4月に初代のiPadが発売されてから14年が経ちますが、未だに計算機アプリはiPadに搭載されていません。計算機アプリと共に、長らく搭載が実現されなかった「天気」アプリは2022年10月にmacOS Venturaと共にiPadOS 16で搭載されました。

「iOS」にあって「iPadOS」には「ない」機能として最後まで残った計算機アプリがiPadOS 18に搭載されるのではないかとMacRumorsが伝えています。この計算機アプリはiPadOS 18が利用できるすべてのiPadに搭載されるとし、6月10日に開催されるAppleの年次開発者会議WWDCの開会基調講演で発表されるとしています。

計算機に関するニュースはAppleInsiderが先日報道しており、この際には次期macOS であるmacOS 15 には「GreyParrot」というコードネームでmacOS の計算機アプリを強化が行われ、サイズ変更が可能なウインドウやメモ アプリとの統合、計算履歴が確認できるサイドバーなどが追加されると報じていました。MacRumorsはこれについて、確認されたものではないと前置きをしつつ、このmacOS の新しい計算機 アプリはiPad に搭載される計算機 アプリをベースにしている可能性があると指摘しています。

iPadと「計算機」アプリ

iPad に計算機 アプリがないことについては度々話題となっており、2020年6月にはWWDC 2020の基調講演後のAppleのソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長のクレイグ・フェデリギ氏にテック系のYouTuberであるマーカス・ブラウンリー氏の取材に答えており、iPad に計算機 アプリが入っていないことについて質問していました。

この時クレイグ・フェデリギ氏はiPad に計算機アプリが搭載されていないことに対して、「『おお!これぞ最高のiPad の計算機 アプリだ!』(Wow, this is the greatest iPad Calculator app)ということをできる時にしたい」と回答しており、iPad に計算機を搭載するのは簡単なことだとしながら、Apple が満足なアプリが開発できるまでは搭載しないと語っていました。

裏を返せば、今回iPad に計算機アプリが搭載されるということは、この「おお!これぞ最高のiPad の計算機 アプリだ!」というアプリに仕上がったと言えます。

2024年に開催される「WWDC 24」は2024年6月10日から開催される予定で、ここで詳細が明らかになることが期待されています。