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【価格が倍に?】まだメモリ、SSDなど値上がり続くか PC向けDRAM契約価格、1Q26に前期比105〜110%上昇へ

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【価格が倍に?】まだメモリ、SSDなど値上がり続くか PC向けDRAM契約価格、1Q26に前期比105〜110%上昇へ

TrendForceは2026年1〜3月期(1Q26)のメモリ価格見通しを大幅に上方修正しました。。注目はPC向けDRAMの契約価格で、DDR4/DDR5の平均(blended)ベースで前期比105〜110%上昇と、四半期として過去最大級の伸びが見込まれています。

背景にあるのは、AI・データセンター向け需要の強さと、それに伴う供給配分の偏り。供給側の交渉力が強まる「売り手市場」が続き、PCベンダーを含む幅広い調達側が、必要量の確保や納期面で厳しい状況に置かれています。

TrendForceが公表した最新の予測では、1Q26の主要カテゴリが軒並み「記録的な上昇」とされる。TrendForceが公開した図表による改定値は以下の通りです。

  • PC DRAM(DDR4&DDR5 blended)+105〜110% QoQ
  • サーバー向けDRAM(DDR4&DDR5 blended):+88〜93% QoQ
  • モバイル向けDRAM(LPDDR4X/5X):各+88〜93% QoQ
  • Total DRAM(Conventional):+90〜95% QoQ
  • Total NAND Flash:+55〜60% QoQ
  • エンタープライズSSD:+53〜58% QoQ

またTrendForceは、従来のDRAM見通し(+55〜60%)を、最新では+90〜95%へ引き上げたとも説明しています。

なぜPC向けが“倍”なのか

(1) AI・データセンター需要が供給を吸い上げる
TrendForceは、AIとデータセンター需要が需給ギャップを拡大し、供給側の価格交渉力を高めているとしています。

(2) 4Q25のPC出荷が想定より強く、在庫が薄い
4Q25のPC出荷が予想を上回り、PC DRAMが広範に不足。大手PC OEMでも在庫低下が見られるという。

(3) “契約価格”は調達の現実(割当・交渉)を反映しやすい
契約価格は、スポット価格の上下だけでなく「割当(アロケーション)」「長期契約」「納期」の条件が色濃く出る。売り手市場では、価格だけでなく調達量そのものが絞られ、結果として契約条件が一段と厳しくなりやすいため。

個人ができることとは

自作PCユーザや新しいPCが必要な方ができることはなんでしょうか?
もし直近で増設が確実なら、価格推移を見ながら「早めに」購入した方が良いかもしれません。

もちろんあくまで予測であり、“契約価格=即・店頭価格”ではありませんが、遅れて波及しやすいため、既にメモリもSSDも高騰しており、購入には踏み込みづらいと思いますが直近で増設が確実なら、価格推移を見ながら早めに購入した方が良いかもしれません。

また、PCの制作や調達を依頼される立場であれば構成を絞る(例:メモリSKUを減らし、調達先を集約)したり、仕様変更の余地を確保(16GB→8GBに落とす、などは最終手段だが“選択肢”として残す)すると良いかもしれません。

いずれにしても必要性が確定しているなら早めに行動するが吉です。

購入を見送る場合にはHDDを増設するなどしてSSDなどの寿命を重視しながらの使用が推奨されます。

まだまだ、DRAM価格の高騰が続くとされる今、自作PCerには厳しい状況に立たされます。

(TrendForce)

用語

前期比(QoQ):前の四半期と比べた増減
1Q26:2026年1〜3月期(四半期)
契約価格:メーカーと大口顧客の間で決まる取引価格(スポット価格とは別)