2025年5月13日、DortaniaチームはOpenCore Legacy Patcher(OCLP)バージョン2.4.0をリリースしました。本アップデートでは、macOS Sequoia 15.5への最適化を中心に、T1チップを搭載したMacでの認証エラーや、古いMacでのUSBカメラ利用の不具合などが修正されています。

OCLP 2.4.0では、GUI処理の多くをバックグラウンドスレッドへオフロードし、リストビュー描画や設定ファイル解析を非同期化し安定性とパフォーマンスがさらに向上しました。
主な変更点(概要)
- UIのCPU負荷を削減し、よりスムーズな操作が可能に
- T1チップ搭載Macで発生していた認証やApple Payの不具合を修正
- USB 1.1ポートでもWebカメラが利用可能に
- PatcherSupportPkgを1.9.5へ更新
OpenCore Legacy Patcher 2.4.0について
ユーザーインターフェースのパフォーマンス向上
今回のアップデートでは、OCLPのメインUIスレッドで発生していた高負荷処理をバックグラウンドに移行。これにより、アプリの動作が全体的に軽くなり、古いMacでもレスポンスの良い操作感を得られるようになりました。
T1チップ搭載Macの問題を修正
T1搭載Mac(例:2016〜2017年モデルのMacBook Proなど)で報告されていた以下の問題に対応しました:
- macOS 14.4以降での“coreautha”クラッシュ問題
- macOS 15.5でのApple Pay機能の不具合
これにより、Touch IDの動作やApple Pay決済時のエラーが解消され、セキュアな操作が再び可能となります。
USB 1.1接続のWebカメラが利用可能に
macOS Sequoia環境でUSB 1.1ポートを持つ旧型Mac(例:初期型MacBookやMac mini)に外付けカメラを接続しても認識されない問題を解決。これにより、ZoomやFaceTimeなどでカメラが再び正常に動作するようになりました。
PatcherSupportPkg 1.9.5に更新
OCLP 2.4.0では補助スクリプト群をまとめる「PatcherSupportPkg」が1.9.5に更新され、ログ出力やファイルコピー処理など、細かい内部処理がより安定化しました。
主な改善点
- macOS Sequoia 15.4~15.5向けのファイルコピー検知ロジック強化
- PKG内pre/postinstallスクリプトのパス修正
OpenCore Legacy Patcher 2.4.0ダウンロード先



