新しいソーシャルネットワーキングサービス (SNS) であるWhispyが登場し、混乱が続くX(旧Twitter)の代替サービスとして注目を集めています。
「Xに別れを告げる時がやってきました。」という強気のキャチコピーを掲げ、さらに公式ページでは「X」の上にカーソルを運ぶとカーソルが禁止マークに変わるという仕掛けを用意しています。

トップページに表示されているスクリーンショットも、昔のTwitterのヘッダー画像に似たものが表示され、古参Twitterユーザも懐かしく思うかもしれません。

Whispyの開発は、OldTweetDeckの開発者であるDimden氏を中心に進められています。
執筆時点ではWhispyを利用することはできませんが、招待制システムを排除し、Twitterのフォローを引き継げる機能や、クロスポスト機能、タイムラインの統合機能など、Twitterからの移行を容易にする多くのツールや機能を提供するとしています。

特に、ユーザーはTwitterとWhispyのタイムラインを同時に表示することができ、これによりユーザーは二つのプラットフォーム間でのコミュニケーションをスムーズに行えると説明しています。
名称もTwitterが「twitter」(さえずり)や「tweet」(つぶやき)からとっているのに対して、Whispyは「whisp」(ささやく)からとっていることも、またコンセプトの類似性が見えてきます。
Twitterからの乗り換え先として有力なサービスかもしれません。