Googleドライブ同期不具合により多数のファイルが失われる可能性、利用者は注意を

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Googleドライブ同期不具合により多数のファイルが失われる可能性、利用者は注意を

Google Driveを使用しているユーザからデータの損失が発生しているいう報告が上がり、同様のトラブルが他の複数のユーザからも指摘され波乱を巻き起こしています。

目次

Google Driveは検索最大手のGoogleが提供するオンラインストレージサービスで、ICT総研の調べでは2022年 4月に公開されたクラウドストレージサービス市場動向調査では国内で最も利用されているクラウドストレージとされています。

Google Drive公式ページを撮影した写真。「コンテンツに簡単かつ安全にアクセス」を謳う
Google Drive公式ページより

最近このGoogle Driveのユーザから「予期せぬファイル消失」の報告が相次いでいます。この問題は、ファイルやフォルダー構造が2023年5月の状態に突然戻る、などの内容で、複数のユーザからデータにアクセスできなくなる障害が報告されています。Googleはこの問題について調査を進めており、影響を受けたユーザーに対してはGoogle Driveの変更を行わないよう呼びかけています。

Google Driveデータ損失の経緯

この問題は、韓国のユーザーがGoogleのサポートフォーラムに報告したことで初めて明らかになりました。このユーザは、2023年5月以降のファイルがドライブから消失し、フォルダー構造も同時期の状態に戻っていることを発見しました。これらのファイルは、フォルダ内やゴミ箱にも存在せず、ユーザー自身による削除や共有解除の可能性も否定されています。

この報告を受けて、他の多くのGoogle Driveユーザーが類似の問題が発生していると明らかになりました。ファイルの完全な消失や、フォルダ内の一部のファイルだけが表示されないという報告が相次いでいます。

Googleの対応と詳細

Googleはこの問題を認識し、”デスクトップ版Google Driveの限られたサブセットのユーザー”に影響を及ぼしていると発表しました。さらにGoogleは、問題の解決を待つ間、ユーザに対して「アカウントの切断」を避け、アプリデータフォルダの削除や移動をしないよう勧めています。さらに、ストレージに十分なスペースがある場合、アプリデータフォルダのコピーを作成することを推奨しています。

また、この問題はデスクトップアプリ版 Googleドライブのバージョンv84.0.0.0~84.0.4.0で発生する可能性があるといい、このバージョンを使用しているユーザは注意が必要です。

トラブルが発生したユーザに対しては問題の調査と解決が行われている間は変更やトラブルシューティングを行わないようと呼び掛けています。

アプリデータフォルダの場所は以下の通りです:

  • Windowsの場合: %USERPROFILE%\AppData\Local\Google\DriveFS
  • macOSの場合: ~/Library/Application Support/Google/DriveFS

まとめ

この問題により、データの安全性やクラウドストレージの信頼性に対するユーザの懸念を再燃させる可能性があります。特に、重要な文書や個人的なデータをGoogle Driveに保存しているユーザーからは、データ復旧の可能性やセキュリティ上のリスクに関する質問が寄せられています。

大切なデータは少なくとも2つ以上で保存するとともに、Google Driveを利用している方は特に注意が必要かもしれません。