今回は前回に引き続き、MacBook (13-inch, Late 2009)の修理/カスタマイズについてみていこうと思います。
今回はメモリを交換していきます。SSD換装については、前の記事を参照してください。なお、作業的にはMacBook Mid 2010と同様です。
ちなみに、MacBook Late 2009では、本来 DDR3 1066MHz (PC3-8500)での動作のはずですが、1333MHzでも問題なく、安定駆動することが確認できました。
それでは、さっそく見ていきましょう。
用意したもの
※上記メモリが売り切れていた場合には、こちらからも購入可能です。
スペック
ちなみに、今回のMacのスペックは下記のとおりです。
なお変更箇所は太字で表示しています。
作業前のスペック | 作業後のスペック | |
モデル | MC207J/A | MC207J/A |
CPU | Core 2 Duo P8400 | Core 2 Duo P8400 |
メモリ | DDR3 1066MHz 2GB | DDR3 1333MHz 8GB |
ストレージ | HDD 250GB (SATA2接続) | SSD 120GB (SATA2接続) |
チップセット | NVIDIA MCP79 | NVIDIA MCP79 |
グラフィックス | GeForce 9400M | GeForce 9400M |
ODD | SuperDrive | SuperDrive |
作業開始
前回同様に電源を切ったら、裏蓋にある8本すべてのねじを取ります。
裏蓋は数か所のツメで固定されていますので、ゆっくりと取り外します。
メモリ横にあるバッテリーとロジックボードを繋ぐコネクターをブラスチックのスティックで外します。
いよいよメモリを取り外します。
赤丸で囲ったツメの部分をそれぞれ外側に押します。
すると、メモリが出てきますのでゆっくりと引き出します。
2枚とも同じ手順で取り出しますが、2枚目のメモリは十分な高さまで出てきてから引き出すようにするのがベストです。
(なお、下の画像ではストレージが取り外されていますが、これは撮影の都合ですので、気にしないでください。)
取り外すことができました。
なお、入っていたメモリはhynix製の1GBが2枚です。(HMT112S6BFR6C-G7)
PC3-8500S(DDR3-1066)です。
さて、今回入れるメモリは、Samsung製の4GB、2枚です。(M471B5273DH0-CH9)
もともとのメモリと違い、DDR3-1066ではなくDDR3-1333です。
メモリを奥まで差し込み、倒します。
装着できました。
バッテリーのコネクタを忘れずにつけましょう。
最後に起動を確認したら完了です。
きちんと認識されたうえ、1333MHzでの起動が確認できました。
次回は、OSのインストールを見ていきましょう。
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