macOS Catalina Patcherの対応機種と操作性について

修理・カスタマイズ

macOS Catalina のインストール対象外のMacを macOS Catalina Patcherで再生させた際に、快適に動作するMacをまとめてみました。

結論としては、ある一定の条件を満たす(メモリが4GB以上(8GB以上がおすすめ)でGPUがHD 5xxxxシリーズまたはHD 6xxxシリーズではないストレージがSSDなど)場合には、ある程度快適にCatalinaを動かすことが出来そうです。

実際のmacOS Catalina Patcherの使い方や不具合の解決法などは各セクションをご覧ください。

 

macOS Catalina が公式でサポートされているMac

まずはmacOS Catalinaの対象機種から見ていきましょう。
(Apple macOS – アップグレード方法より)

  • MacBook(Early 2015以降)
  • MacBook Air(Mid 2012以降)
  • MacBook Pro(Mid 2012以降)
  • Mac mini(Late 2012以降)
  • iMac(Late 2012以降)
  • iMac Pro(2017)
  • Mac Pro(Late 2013以降)

概ね2012年以降に発売されているMacならCatalinaをインストールができるようです。
Mac Proについては、2012年に発売されたモデル(Mac Pro (Mid 2012))自体が2010年発売のMac Pro (Mid 2010)のマイナーチェンジであったため(機種IDも変更されなかった)、CPUがWestmere-EP世代です。
そのため、Intel AVX (Intel Advanced Vector Extensions)が利用できず、macOS Catalinaの一部機能が利用できない(日本語入力など)ためアップデート対象から外れたものと思います。
(Mac Pro (Mid 2010/2012)のGPUをMetal対応のものに換装しても、macOS Mojaveの時のようにインストールができない理由は上記問題によると推測できる。)

・・・長くなってしまった。

macOS Catalina Patcher の対象機種

macOS Catalina Patcher の対象機種は下記のとおりです。
(dosdude1 http://dosdude1.com/catalina/より意訳と編集)

  • MacBook(Aluminum, Late 2008以降)
  • MacBook(Early 2009以降)
  • MacBook Air(Late 2008以降)
  • MacBook Pro(Early 2008以降)
  • Mac mini(Early 2009以降)
  • iMac(Early 2008以降)
  • Mac Pro(Early 2008以降)
  • Mac Pro(Early 2008以降)
  • Xserve (Early 2008以降)

ただし、iMacやMacBook、Mac Pro、Mac miniの場合、AMD/ATI Radeon HD 5xxx and 6xxx シリーズが搭載されたモデルの場合には、著しくパフォーマンスが低下します。詳しくは、macOS Catalina Patcherのよくあるトラブルと解決方法、DockやFinderなどの色がおかしい項をご覧ください。

MacBook Pro 2011の15-inch, 17-inchの場合には、dGPUを無効化することによって(この場合、iGPUが有効になる)解決されます。

方法> MacBook Pro 2011のdGPU問題を解決する方法

iMac 2011の場合には、Metal対応のGPUに交換するなどして解決できます。

方法> iMac 2011をMetal対応GPUにアップグレードして最新macOSをインストールする(準備編)

なお、実際のmacOS Catalina Patcherの使い方や不具合の解決法などは各セクションをご覧ください。

カスタマイズをするとmacOS Catalina Patcherが利用できるモデル

  • iMac 7,1 (iMac 2007) PenrynベースのCore 2 Duoにアップグレードした場合。

Core 2 T9300やT9500などに換装するとmacOS Catalina Patcherを利用できるようになるそうです。

macOS Catalina Patcherで快適に動作する機種、しない機種

上記のリストはあくまでも、「インストールが可能なモデル」のリストであり、快適に利用できるモデルのリストではありません。

当方で実際に検証した機種での動作をまとめてみましたので、インストールする際にの参考にして頂けたらと思います。

検証した機種名動作備考
MacBook (13-inch, Late 2009)
(SSD 120GB, メモリ 8GB)
快適Google日本語入力を利用すること。
MacBook (13-inch, Late 2009)
(HDD 250GB, メモリ 2GB)
非常に重い圧倒的にメモリ不足。
せめて4GB以上、
出来れば8GBあると良い。
MacBook Pro (13-inch, Late 2009)
(HDD 250GB, メモリ 4GB)
普通起動に時間がかかるものの、
起動さえすれば普通。
MacBook Pro (13-inch, Late 2009)
(SSD 120GB, メモリ 10GB)
快適Google日本語入力を利用すること。
8GBでも十分。
MacBook Air (Mid 2009)
(SSD 128GB, メモリ 2GB)※1
利用不可メモリ不足。インストール出来ず。
仮に出来ても使わない。
iMac (27-inch, Mid 2011)
(SSD 500GB, メモリ16GB)
制限ありGPUを交換する必要あり。
日本語入力可能。
動作はするが、実用には向かない。
iMac (27-inch, Mid 2011)
(SSD 240GB, メモリ8GB)
制限ありGPUを交換する必要あり。
日本語入力可能。
動作はするが、実用には向かない。
iMac (27-inch, Mid 2011)
(HDD 1TB, メモリ16GB)
制限あり
起動長い
GPUを交換する必要あり。
日本語入力可能。
動作はするが、実用には向かない。
iMac (21.5-inch, Mid 2011)
(SSD 120GB, メモリ4GB)
制限ありGPUを交換する必要あり。
日本語入力可能。
動作はするが、実用には向かない。
macOS Catalina Patcherで快適に動作する機種、しない機種のリスト

※1) MacBook Air (Mid 2009)はバッテリーなしでの検証

上記の結果は試される環境に左右される場合があります。
例えばMacBookなどのノートパソコンの場合、バッテリーがへ立っていたりするとCPUのクロックに制限がかかるようです。
そのため、当方で検証したより、快適に動作する、しないが出る場合があります。

やはりSSDに換装したりメモリを増設すると全然違いますね。
また、Appleが定める、システム要件ではメモリは4GBとありますが、あくまでも最低の条件でありますので、増設できる場合には8GBくらいにはしたいところです。
(Apple macOS – アップグレード方法より)

  • OS X 10.9以降
  • 4GBのメモリ
  • 12.5GB以上のハードドライブ空き容量が必要(OS X El Capitan 10.11.5以降)*
  • 一部の機能にはApple IDが必要です。諸条件が適用されます。
  • 一部の機能にはインターネット接続環境が必要です。使用料がかかる場合があります。

なお、SSD換装、メモリ増設などについては、各セッションをご覧ください。

  • MacBook Pro (13-inch, Mid 2010) のメモリ増設
  • MacBook Pro (13-inch, Mid 2010) のSSD換装
  • iMac (21.5-inch, Mid 2011) のメモリ増設
  • iMac (21.5-inch, Mid 2011) のSSD換装

快適なMacライフを!

では!