こんにちは!
この記事ではLenovo G560, G570, G580でのメモリやストレージの換装方法について紹介します。
作業の流れとしてはHP EliteBook 2570pやDELL Latitude E6330と非常に似ています。
用意するもの
Lenovo G580の場合
- 7mm厚のSSD (ストレージを換装する場合)
- SODIMM DDR3 (メモリを増設する場合)
- 互換バッテリー (バッテリー交換する場合)
- E-Value 精密ドライバーセット
なお、パソコンに取り付けられているストレージのデータを新しいSSDにクローンする方法はこちらの記事をご覧ください。
Lenovo G580のバッテリー交換方法
PCの電源を正しく切ったことを確認し、パソコン本体をひっくり返します。
バッテリーのロックをそれぞれ外側にして、バッテリーを本体から引き抜きます。
この時、下図の向かって右側のバッテリーのロックはばね式になっています。このロックだけは指で外側に移動させながらバッテリーを引き抜くの必要があります。
Lenovo G580を分解する
バッテリーを取り外せたら、下図の2つのプラスネジをドライバーで取り外します。
ネジを外すことができたら、ボトムカバーを下図のスライドして取り外します。
これでLenovo G580の分解は完了です。
Lenovo G580のストレージ換装方法
では、ここからLenovo G580のストレージの交換方法について見ていきます。
まずは下図のうち、赤丸でマークした2つのプラスネジを取り外します。
その後、黒いベロを掴んで、下方向にスライドします。
なお、この時、黒いベロが劣化していたりすると千切れやすくなっていたりします。
慎重な作業が必要な他、場合によってはスパッジャーを2本用意し、SATAコネクタの周りのストレージとPCの筐体の隙間からゆっくりとストレージを取り出すなどして作業しましょう。
SATAが外せたら、黒いベロを持ち上げてストレージを取り外します。
ストレージについているマウンターを取り外す為、ストレージの側面にある4本のネジを取り外します。
これでストレージを取り出すことができました。
このLenovo G580には500GBのSeagate ST500LT012(5400RPM)が取り付けられていました。
(下図、右側は今回取り付けるKIOXIA(旧東芝メモリ)のSSD-CK480S/Nです。)
では逆の手順でPCを組み立てていきます。
Lenovo G580メモリの増設方法について
メモリはストレージの右側にあります。
Lenovo G580はDDR3-1600を2枚搭載できます。
▼ メモリを取り外すときは、ロックアームをそれぞれ外側へと動かし、メモリが30度くらい起きたところで、メモリを引き抜きます。(ちなみにこれはThinkPad E480です。)
Lenovo G580のWi-Fiモジュールの交換
Lenovo G580のWi-Fiモジュールはストレージの左横にあります。
このLenovo G580にはAtheros AR5B195が使用されていました。
作業を完了する
コネクターやケーブルの位置、異物の混入がないことを確認したら、ボトムカバーを取り付けて、先ほどと逆の手順で組み上げていきます。お疲れ様でした!
まとめ
いかがでしょうか。
無事に作業は出来ましたか?
Lenovo G570あたりのPCではヒンジにトラブルが発生しやすいものの、メンテナンスそのものは非常に簡単です。
ぜひSSDなどに換装したりして快適にご利用頂けたらと思います。
なお、Lenovo G580/G570のようにWindows 11の最小要件を満たさないPCにWindows 11をインストールする方法はこちらで紹介しております。併せてぜひご覧ください!
では、引き続き楽しいPCライフを!
2022.08.06 タイトルや本文中に謎な言葉が紛れていたため修正しました。
2022.08.03 元のストレージのデータをクローンする方法をまとめた記事へのリンクを追加しました。
2022.03.05 タイトルとアイキャッチ画像を修正しました。
2022.02.10 アクセシビリティの改善とタグの追加を行いました。