OpenCore Legacy PatcherをMacまたはUSBメモリからアンインストールする方法

修理・カスタマイズ

ここまで、最新のmacOSが非対応機種のMacに対してOpenCore Legacy Patcherを利用してmacOS MontereyやmacOS Big Surをインストールする方法についてみてきました。しかし、もしもOpenCore Legacy Patcherでトラブルや他のパッチャーなどに移行するなどでアンインストールしたい場合にはどのように操作すればよいのでしょうか?

この記事はそんな疑問を解決していきます。
※当然ですが、OpenCore Legacy PatcherでインストールしたmacOS Big SurやmacOS MontereyはOpenCore Legacy Patcherのアンインストールが完了した時点で、駐車禁止マークが付き、該当のmacOSが起動できなくなります。そのため、アンインストールをする際には、作業対象のMacでサポートされているmacOSをあらかじめインストールしておくか、OpenCore Legacy PatcherをインストールしたUSBメモリの準備をお勧めします。

なお、OpenCore Legacy PatcherでmacOSをインストールする方法については下記の投稿をご覧ください。

▼ OpenCore Legacy PatcherでmacOS Montereyをインストールする方法

  1. macOS MontereyがサポートされないMacにOpenCore Legacy Patcherを使用してインストールする【1/3】
  2. macOS MontereyがサポートされないMacにOpenCore Legacy Patcherを使用してインストールする【2/3】
  3. macOS MontereyがサポートされないMacにOpenCore Legacy Patcherを使用してインストールする【3/3】

▼ OpenCore Legacy PatcherでmacOS Big Surをインストールする方法

  1. macOS Big Sur非対応機種にOpenCore Legacy Patcherを使ってインストールする(メディア作成編)
  2. macOS Big Sur非対応機種にOpenCore Legacy Patcherを使ってインストールする(インストール編)
  3. macOS Big Sur非対応機種にOpenCore Legacy Patcherを使ってインストールする(パッチ適用編)

目次

EFIパーティションをマウントする

USBメモリまたは内蔵のストレージのEFIパーティション(≒ESP)にインストールされているOpenCoreをアンインストールするためには、まずEFIパーティションをマウントします。

方法はいくつかありますが、今回はターミナルを用いてマウントしていきます。

※もしも他のESPをマウントしている場合にはアンマウントをしておくと思わぬミスを軽減できます。

ターミナルを開き、次の内容を入力し実行します。

diskutil list

表示された内容を確認すると、(下図の場合)TYPE列に「EFI」、NAME列も「EFI」とある、IDENTIFIER列が「disk0s1」と記載されたものが見つかります。これをマウントしたいので、

sudo diskutil mount /dev/disk0s1

と入力し、Enterキーを押します。(なお、太字部分はマウントしたい識別子を入力します。)

Volume EFI on /dev/disk0s1 mounted と表示されれば無事にマウントされました。

OpenCoreをEFIパーティションから削除する

Finderを使ってEFIパーティションを覗いてみると、下図のように「EFI」と「System」という名前のフォルダーが並んでいると思います。

この2つのうち、「EFI」と書かれたフォルダの中身を確認してみます。
下図のように「OC」と書かれたフォルダだけであれば、(一つ上の階層に)戻り、先ほどの「EFI」と「System」の2つのフォルダーを削除します。心配であれば、バックアップしておくとなお良いでしょう。
この作業を誤るとMacにインストールしていたWindows 11やLinuxが起動できなくなる恐れがあります。

ただし、この時、「OC」という名前のフォルダの他に、「Boot」や「Microsoft」など、ほかのフォルダがある場合には、「EFI」フォルダの中は「OC」と記載されたフォルダのみ削除しましょう。
一つ上の階層に戻ったら、「System」というフォルダも削除します。

EFIフォルダの中に、MicrosoftやBootなどが含まれる場合、削除すると既存のWindowsやLinuxが起動しなくなる

以上でESPの操作は終了ですので、アンマウントしておきましょう。ターミナルに次の内容を入力し、return(Enter)キーを押します。 この時、Macのパスワードを求められる場合があります。

sudo diskutil unmount /dev/disk0s1

Volume EFI on disk0s1 unmounted などと出力されればOKです。

NVRAM / PRAM をリセットする

最後にPRAMリセットをします。
Macの電源を切り、電源を投入するタイミングでoption(alt)キー + command(Windows)キー + P + Rを同時に押し、20秒程度押し続けます。(Mac ProやiMacの場合、キーボードのモデルや環境によってタイミングがズレている場合もありますが。)この時、Macの起動音が2回聞こえたら手を放していただいて構いません。

これでOpenCore Legacy Patcher のアンインストールは完了です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
OpenCore Legacy Patcherを正しくアンインストールできましたでしょうか。
またアンインストールの方法を知ることで、今までOpenCore Legacy Patcherの導入について検討されていた方も、心理的な障壁を少しでも取り除けたら嬉しいです。

なお、OpenCore Legacy Patcher を用いて最新のmacOSが非対応のMacにmacOS MontereyやmacOS Big Sur などをインストールする方法については以下の記事にまとめました。

では、引き続き楽しいMacライフを!

2021.11.25 リンクを追加しました。