macOS Big Sur非対応機種にOpenCore Legacy Patcherを使ってインストールする(インストール編)

修理・カスタマイズ

こんにちは!
前回はmacOS Big Surにアップデートできない機種に対してBig Surをインストールするということで、必要な準備を行ってきました。今回はいよいよmacOS Big Surにアップデートできない機種にBig Surをインストールしていきたいと思います。

目次

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今回の目次

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追記予定だった「パッチを適用する」や「既知のトラブル」などは次の投稿に移動しました。

インストール作業開始

macOS Big SurをMacにインストールする

さて、インストールをしていきます。まずは前回作成したインストールメディアから起動したいので、Macの電源を切り、Option(Alt)キーを押したままMacを起動します。

Startup Managerが立ち上がり、選択できるようになったらOpenCore Legacy Patcherのロゴのついた「EFI Boot」を選択し、Return(Enter)キーを押します。

Startup Managerが立ち上がったらOpenCore Legacy Patcherのアイコン(EFI Boot)を選択する

すると、Open Coreが立ち上がります。「Install macOS Big Sur」を選択します。

Open Coreのブートピッカー

あとは通常のmacOSのインストールと同じです。

ここで、言語を入力します。もしも「日本語」以外が選択されている場合には、手動で変更します。

希望する言語が選べたら、「→」を押して次に進みます。

メインメニューが表示されます。もしもSSDを初期化/フォーマットをしていない場合には、ディスクユーティリティを選択します。

「ディスクユーティリティ」ををクリックしたら、「続ける」を選択します。

ここで、フォーマットしたいドライブを選択します。

ここで、もしもボリューム名(パーティション名)しか表示されない場合は、「表示」から「すべてのデバイスを表示」をクリックしましょう。

「消去」を押し、各項目を設定します。ここでは、「名前」を「Macintosh HD」とし、「フォーマット」形式を「APFS」、「方式」は「GUIDパーティションマップ」を選択しました。

ここまで設定ができたら、ディスクユーティリティを閉じて、メインメニューから「macOS Big Surインストール」を選択し、「続ける」をクリックします。

「続ける」をクリックしてインストールの設定を開始します。

ソフトウェアの使用許諾契約書です。

確認されます。

次に、macOS Big Surをインストールするディスクを選択します。

選択ができたら、「続ける」をクリックしましょう。

インストールが始まります。やや時間がかかる場合があります。気長に待ちましょう。

しばらくするとMacが再起動し、インストールが継続されます。なお、「残り1分未満」と表示されてから長い1分が始まることがありますが、あくまでも「Macの1分はMacの1分なんだ!」と優しい気持ちで待ちましょう。

無事にインストールが終わると、下記の画面が表示されます。
「国または地域」が正しく選択されている場合には、「続ける」をクリックします。

もしも、「国または地域」が異なる場所に選択されている場合には、手動で設定し、「続ける」をクリックします。

「文字入力および音声入力の言語」の設定に修正を加える必要がなければ、「続ける」をクリックします。

ここら辺で、Macの構成によっては「あれ動作が遅いな」と気が付くかもしれません。これはグラフィックスアクセラレータに起因する問題であることがほとんどです。その他の問題点や解決方法については後ほど見ていくことにして、今はとにかくセットアップを終わらせます。

アクセシビリティの設定が必要な場合は設定を見直しましょう。必要がない場合には「今はしない」をクリックします。

「データとプライバシー」の情報が掲載されています。「続ける」をクリックし、セットアップを続行しましょう。

もしもデータを引き継ぐ必要があれば「移行アシスタント」を活用して、データを転送しましょう。
ただし、もしも初めてOpenCore Legacy PatcherでmacOSをインストールした場合、実用に耐えられるかテストした後で移行作業をしてもよいでしょう。

Apple IDでサインインする方はここでできます。今設定をしない場合には「あとで設定」をクリックします。

利用規約です。

利用規約選択の確認をされます。

Macのアカウントを設定しましょう。

「エクスプレス設定」の情報が表示されます。もし手動にて設定を行いたい場合には「設定をカスタマイズ」をクリックしましょう。ここでは、「設定をカスタマイズ」を選択しました。

位置情報サービスの利用についての確認です。位置情報サービスを有効にする場合には「このMacで位置情報サービスを有効にする」のチェックボックスをオンにして、「続ける」をクリックします。

オフにしたまま「続ける」をクリックすると、下記のようなポップアップが表示されます。

時間帯の設定です。

もしも、自分の地域と異なる場合には、地図から現在地の近くを選びクリックしましょう。これはあくまでも最も近い都市の選択になります。例えば、埼玉にお住まいの方は、「Tokyo – 日本」を選択します。

Appleとアプリケーションデベロッパーに診断データや使用状況のデータを送信するかどうかの確認です。

スクリーンタイムの設定です。後で設定する場合には、「あとで設定」をクリックします。

Siriの設定です。”Siri”に頼むを有効にする場合には、「”Siriに頼む”を有効にする」のチェックボックスをオンにしたまま、「続ける」をクリックします。

 Siriと音声入力の改善に関する設定です。Siriや音声入力に対する捜査の音声をAppleが保存し、Siriと音声入力の改善に協力する場合には、「オーディオ収録を共有」のラジオボタンをオンにして続けるをクリックします。
 改善に参加しない場合には、「今はしない」のラジオボタンをオンにして、続けるをクリックします。

最後の設定です。外観モードを選び、「続ける」をクリックしましょう。この設定はセットアップが終わった後でも、システム環境設定から変更できます。

Macの設定が終わるまでしばらく待ちます。

お疲れさまでした。セットアップが完了しました。

OpenCoreをMacにインストールする

Big Surのインストール、お疲れさまでした。
続いてはMacにOpenCore Legacy Patcherをインストールします。これはBig Surの起動時にUSBメモリを使用せずともBig Surを起動できるようにするために必要な作業です。Hackintoshみたいですね。

OpenCore Legacy Patcher Releases よりOpenCore-Patcher.app.zipをダウンロードし、展開します。
OpenCore-Patcher.app が出現しますので、実行します。
作業の要領としては、前回の記事の「OpenCoreをUSBメモリにインストールする」項とほぼ同じです。

まずはOpenCore Legacy Patcherのビルドから行きましょう。
「Build OpenCore」を選択したいので、「1」と入力し、Enterキーを押します。

ビルドが完了すると「Please [Enter] to go back.」と表示されますのでEnterキーを押します。

次に「Install OpenCore to USB/internal drive」を選択したいので、「2」と入力し、Enterキーを押します。

インストール先のディスクを選択します。
今回はInternal Driveに書き込みたいので、「0」と入力しました。この数字は接続している機器や環境によって変わりますので、ご自身の環境に応じて変更してください。

Internal Drive内のEFIパーティションに書き込みたいので、「1」と入力し、Enterキーを押します。

Macのパスワードを求められたら入力してOKを押します。

「Press [Enter] to continue.」と表示されたら完了です。Enterキーを押しましょう。

お疲れさまでした。これで、USBメモリを抜いた状態でもMacの起動ができると思います。

Macの構成によっては「あれ動作が遅いな」と感じた方も多いかもしれません。これはグラフィックスアクセラレータに起因する問題であることがほとんどだと思います。その他の問題点や解決方法については次項をご覧ください。
(記事が長くなってしまったので、次項は次の投稿に移動しました。こちらを参照ください。)

お疲れさまでした。
では!

2021.07.15 目次に「すでに報告されているトラブル」を追加しました。
2021.07.14 目次に「OpenCore Legacy Patcher の対応機種」を追加しました。
2021/07/14 ページの構成を変更しました。