iMac 2011をMetal対応GPUにアップグレードして最新macOSをインストールする(準備編)

修理・カスタマイズ

Macライフを楽しんでいらっしゃいますでしょうか?
僕は27インチのiMac 2011が好きでございまして(普段はiMac (Retina 5K, 27-inch, Late 2015)を使っておりますが…。)、2020年現在もiMac 2011は現役で動いております。

しかし、そんなiMac 2011には大きな弱点があります。
それは、最新のOS(2020年6月11日現在はmacOS Catalina)が入らないという点です。
macOS Catalinaからインストールできないわけではなく、macOS Mojaveから既にインストールが出来ず、最新のmacOSを利用するにはmacOS Catalina Patcherなどを利用して無理やりインストールする格好になります。

ただ、こちらにも問題がありまして、macOS Catalina PatcherではAMD/ATI Radeon HD 5xxx、 6xxxシリーズのGPUが搭載されたMacでは著しくパフォーマンスが下がります。
MacBook Pro 2011などではdGPUを無効にして、Intel Graphicsで利用するなどの方法がありますが、iMacではこの手が利用できません。

ならば、iMacのグラボをMetal対応のものに交換して、最新のmacOSを使えばいいじゃないか、という案に行きつくのです。

デメリットとしては、ドリルでヒートシンクを削る、といった作業が出てきます。

なお、今回の作業は4つの記事に分けられておりますので、併せてご覧ください。

購入したもの

さて、今回準備したのはこちらです。

必須のもの・あると便利なの

用意したけどあんまり使わなかったの

ドライバーなどはiMac 2011と戯れる際には必須アイテムになるので、購入しておいても良いでしょう。

ドリルについては、「iMac (27-inch, Mid 2011)用のGPUヒートシンク」によって必要/不必要が決まります。
というのも、前の時にちらっと見てみましたが、AMD Radeon HD 6970M (2GB GDDR5)とAMD Radeon HD 6770M (512MB GDDR5)では使われているヒートシンクのサイズが違うため、場合によっては新しいGPUとヒートシンクが干渉してしまう場合としない場合が出てきます。
今回はVRMも冷却したかったために、AMD Radeon HD 6970M (2GB GDDR5)用(MXM B)のヒートシンクを用意しました。

同じiMac (27-inch, Mid 2011)でもGPUによってヒートシンクのサイズが違う

ちなみに、ヒートシンクを削るのに、ミニルーターなんて全く歯が立ちません。厳密にいえば、歯は立ちますが、一向に終わる気がしません。

ミニルーターでGPUのヒートシンクを削る図

また、削る際にはダイヤモンドカッターが非常に重宝しました。

次回から実際に作業に当たっていきましょう。

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