Appleはフランスで「Tap to Pay on iPhone」機能を発表し、フランス国内の独立系小売業者から大手商店まで、iPhoneを決済端末として利用できるようにしました。
フランスは、英国、オーストラリア、台湾、ブラジル、ウクライナ、オランダに続き、この機能をサポートする8番目の地域となりました。
目次
「Tap to Pay on iPhone」の特徴
「Tap to Pay」は2022年2月に米国で初めて導入されました。
主な特徴としてApple Pay、非接触のクレジット・デビットカードなどの支払いをiPhoneで決済する「Tap to pay」はすべての取引が暗号化され、Appleは購入内容や購入者の情報を収集しないという点です。
追加のハードウェアやクレジットカード機を必要とせず、NFC(近距離無線通信)を使用し、非接触の決済を安全に認証、そしてPIN入力にも対応しています。
利用できる決済事業者
MacRumorsによると、このサービスは、BPCEグループ(Banques Populaires, Caisses d’Epargne, Payplug)やAdyen、myPOS、Revolut、SumUp、Viva Wallet、Worldlineなどの金融機関と支払いサービスプロバイダーによってサポートされています。BNP Paribas、Crédit Coopératif、Market Pay、Stancer、Stripeなどが追加で参加する予定です。
利用できるモデル
「Tap to Pay on iPhone」を使用するにはiPhone XS以降のモデルが必要で、売り手はアプリを開いて販売を登録し、購入者にiPhoneを提示するだけです。これにより購入者は適切な非接触な支払い方法を使用できます。
まとめ
Appleの「Tap to Pay on iPhone」の導入は、消費者にとっても小売店にとっても便利で、新しい選択肢として大変期待できます。
日本国内でもApple Payはだいぶ浸透し、スマホだけで買い物が完結する昨今、日本を含む他の国々での展開も期待されます。