米Appleは8月23日(現地時間)、同社のプログラムである「Self Service Repair」にM1を搭載したMacBook ProやMacBook Airを追加しました。
Self Service RepairはAppleより2021年11月17日に発表されたプログラムで、同社製品を利用するユーザが自らApple製品を分解したり修理できるようになるプログラムです。
2022年4月27日のプログラム提供開始時点では、iPhone 12シリーズ、iPhone 13シリーズ、iPhone SE (3世代)でしたが、これにM1を搭載したMacBook ProやMacBook Airが追加された形です。
なお、この「Self Service Repair」自体は現在、アメリカのみでの提供となっており、日本では利用できません。しかし、分解のマニュアル自体は日本国内からでも入手可能です。
AppleはIntel MacについてはSelf Service Repairの対象にしないとしています。
ダウンロード
※ この分解マニュアルをもとに作業を行って生じた損害に対してはサポートされませんのでお気を付けください。
執筆時点(8月24日)では「MacBook Pro (13-inch, M1, 2020)」、「MacBook Air (M1, 2020)」、「MacBook Pro (14-inch, 2021)」、「MacBook Pro (16-inch, 2021)」の4モデルがダウンロード可能でした。
- MacBook Pro (13-inch, M1, 2020) – Repair Manual
- MacBook Air (M1, 2020) – Repair Manual
- MacBook Pro (14-inch, 2021) – Repair Manual
- MacBook Pro (16-inch, 2021) – Repair Manual
その他モデルについては、こちらのページよりチェックしてみてください。

まとめ
Intel MacがSelf Service Repairに追加されないと明言されているのは残念ですが、M1 MacやM2 Macでは順次追加されていくとのことですので、時々チェックしてみるとよいかもしれません。
過去のAppleは分解マニュアルをWebで掲載していた時代もありますので、少しずつでも修理しやすいモデルが増えていってくれるといいなと思います。
ということで、ちょっとニュースカテゴリーチックな内容でしたが、ここまでApple公式のM1搭載MacBookシリーズの分解マニュアルについてまとめてみました。
それでは引き続き楽しいMacライフを!
2023.01.16 記事内のリンクを追加しました。
2023.01.16 記事のカテゴリーを「修理・カスタマイズ」から「ニュース」へ変更しました。