Apple、iPhoneとApple Watchを手掛けたタンVPoPが退社へ、今後のデザインにも影響か

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Apple、iPhoneとApple Watchを手掛けたタンVPoPが退社へ、今後のデザインにも影響か

同社のiPhoneおよびApple Watchのデザイン担当責任者であるタン・タン氏(Tang Tan)氏が退社することが、Bloombergの報道で明らかになりました。

iPhoneやApple Watch、AirPodsを手掛けたタン氏の退社

タン氏はAppleのプロダクトの最高責任者(VP of Product Design)として同社製品のデザインに大きな影響を与えてきました。Bloombergによると2023年2月に同社を離れる予定で、Appleの重要な製品ラインに「大きな揺れ動き」をもたらすと見られています。

現在、Tan氏はAppleのハードウェアエンジニアリングのシニアバイスプレジデントであるジョン・ターナス(John Ternus)氏に直属しています。同氏の退社に伴い、その責任はハードウェアエンジニアリングチーム内での「再編成」の一環として分割されることになります。

これに伴い、iPhone製品設計を率いるリチャード・ディン(Richard Dinh)氏が役割を拡大し、直接ターナス氏に報告することになります。また、現在Macを率いるハードウェアエンジニアリングのエグゼクティブであるケイト・バジェーロン(Kate Bergeron)氏がApple Watchの設計を担当することになります。

Appleの運営に詳しい匿名の情報源は、タン氏の退社がデザインチームにとって「大打撃」であり、同氏はAppleの最も重要な製品に関する「重大な決定」を行ってきたと述べています。特に、タン氏のチームは製品の「特徴」、つまりデバイスの外観などに「厳格なコントロール」を持っていたと言われています。タン氏は特に、AirPodsとApple WatchをAppleの主要な成長の柱へと変えました。

タン氏の他、iPhoneのマルチタッチやTouch IDの立役者も退社へ

Appleでは他にもリーダーシップの変更が報告されています。iPhoneのマルチタッチ、Touch ID、Face IDなどの重要な技術に取り組んだスティーブ・ホテリング(Steve Hotelling)氏が退職することも今週Bloombergに報じられたばかり。

これらの動きは、Apple製品の品質やデザイン、各市場への戦略に影響を与える可能性があり、Appleの将来の製品戦略と企業文化に大きな影響を及ぼすことが予想されます。

まとめ

現在のAppleのCEOであるティム・クックCEOも、11月末に同社の次のCEOについて「複数の後継者プラン」があるとした上で、「後継者はアップル内部から選ばれるべき」という考えを明らかにしていました。これまでのAppleの成長の上で、欠かすことのできない人物の2人が立て続けに退社したことで、Appleの株価やブランド評価にどのような影響を与えるかも注目が集まります。