【0.6.6対応版】OpenCore Legacy Patcherで非Metal Macの乱れるブラーを修正する方法

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【0.6.6対応版】OpenCore Legacy Patcherで非Metal Macの乱れるブラーを修正する方法

OpenCore Legacy PatcherでmacOS MontereyやmacOS VenturaをインストールしたMacのうち、Metal を利用できないMacでは透明効果(ブラー)が乱れ、作業に支障をきたす可能性があります。

この記事ではそんな透明効果の乱れを修正(または緩和)する方法について紹介します。

※ この記事は昨年投稿した「OpenCore Legacy Patcherで非Metal Macの乱れるブラーを修正する方法」の改訂版にあたる記事です。OCLP 0.6.5以前をお使いの方は改定前の記事をご覧ください。

目次

ブラーが乱れる問題とは?

非Metal MacにmacOS Big SurやmacOS Monterey、macOS Venturaなどをインストールすると、透明効果(ブラー)の部分が乱れるという問題が発生する可能性があります。

例えば、Finderのサイドバー(左ペイン)やメニューバーやDockのメニューの上をマウスでかざしたり操作をすると色が不規則にチラついたり、ウィンドウの一部が壊れたりするといった不具合が起きます。

▼ Finderのサイドバーにマウスをかざすと不規則に色が変わる

Finderのサイドバーにマウスをかざすと不規則に色が変わる例

▼ コンテキストメニューでも色や形状が乱れる

コンテキストメニューでも色や形状が乱れる例

▼ 画面の別のパーツが表示されたり、形状が乱れたりする

画面の別のパーツが表示されたり、形状が乱れたりする例

上記のスクリーンショットでは比較的問題がないように見えるかもしれませんが、マウスポインタを透明効果部分の上で動かすたびチカチカとするので、想像以上にストレスを感じると思います。

次の項では、これらの表示トラブルを修正(緩和)する方法について紹介します。

ブラーが乱れる場合の解決方法

この画面が乱れるトラブルを修正するにはOpenCore Legacy Patcher v0.4.1から搭載されているベータ版のブラー機能を使用するか、macOSで透明度を下げて対処する2つの方法があります。

OpenCore Legacy Patcherに搭載されているブラー機能を使用する場合には画面のちらつきが改善されますが、起動ディスクがHDDだったり搭載されているメモリが少ない場合には動作に影響を及ぼす可能性があります。

macOSで透明度を下げて使用する場合には、透過表示部分の多くが白、または黒で塗りつぶされ見た目が変わります。その反面、スペック的に多少厳しいMacでもそれなりに快適に使用することが可能です。

▼ 乱れていた部分が正常に表示されるようになった例

OCLPのブラー機能を使用した場合

▼ Dockや透過されていた部分が単色で塗りつぶされますが、ちらつきなどは修正されます。

macOSで透明度を下げた場合

まずはOpenCore Legacy Patcherのブラー機能を使用してみて、動作に影響があればmacOSで透明度を下げて使用することを試していただけたらと思います。

▶ macOS Ventura以降の方はこちら
▶ macOS Montrey以前の方はこちら

OpenCore Legacy Patcherに搭載されているブラー機能を使用する方法

まずはOpenCore Legacy Patcher Releases よりGUI版のOpenCore Legacy Patcherをダウンロードし、展開します。

OpenCore Legacy Patcher Releasesを開き、下にスクロールします。

▼ Assetsの項目に存在する「OpenCore-Patcher-GUI.app.zip」を見つけ、これをダウンロードします。

▼ 「Assets」が展開されていない場合には、赤枠で囲った部分をクリックし、利用可能なファイルをダウンロードします。

▼ ダウンロードする際に、許可が必要な場合は「許可」を選択します。

▼ 今ダウンロードしたOpenCore Legacy Patcherを開きます。

▼ この時、「”OpenCore-Patcher”はインターネットからダウンロードされた…」と表示されたら「開く」をクリックします。

▼ OpenCore Legacy Patcherのメインメニューが開いたら「Settings」をクリックします。

▼ そして、「Non-Metal Settings」をクリックします。

▼ 「Enable Beta Blur」をクリックします。

▼ 「Enable Beta Blur」がオンになったことを確認し、「Return to Settings」をクリックします。

▼ 「Return to Main Menu」をクリックします。

▼ 「Build and Install OpenCore」をクリックします。

▼ ビルドが開始します。

▼ ビルドが完了したら「Install to disk」をクリックします。

▼ OpenCoreをインストールできる記憶装置の探索が始まります。

▼ 画面が遷移したら内蔵ストレージを選択します。

▼ 外部ストレージを取り付けいていたりすると複数のストレージが表示されることがあります。
OpenCore Legacy Patcherをアップデート(インストール)したいデバイスを選択しましょう。

▼ そして、「diskXs1 – EFI」をクリックします。(Xの部分は環境により異なります。)

▼ パスワードを求められたら、Macのパスワードを入力し、「OK」をクリックします。

▼ 選択した記憶装置にOpenCoreがインストールされていきます。

▼ 「Reboot to apply?」と表示されたら作業完了です。
再起動したい方は「Reboot」を、まだ再起動をしない方は「Ignore」をクリックします。
(ここでは「Ignore」をクリックしました。)

▼ 「Return to Main Menu」をクリックして、OpenCore Legacy Patcherのメインメニューに戻ります。

▼ これでOpenCore Legacy Patcherの操作は終了です。

▼ Finderのサイドバーも正常な動作をします。

▼ 乱れていたコンテキストメニューもチラつくことなく使用できます。

▼ 形状が崩れていたDockのメニューも問題なく動作します。

次のページでは、OpenCore Legacy Patcherのブラー機能を使用してみたら動作が遅くなってしまった方や、透過表示が見づらいという方向けに透明効果をオフにする方法について紹介しています。