Macに複数のOSがインストールされている場合、デフォルト(既定)の起動先ボリュームがユーザーの意図しないものに設定されてしまうことがあります。
この記事ではデフォルトの起動先のボリュームを変更する方法を紹介します。
この記事の対象
- OpenCore
- OpenCore Legacy Patcher
何が問題なのか
本質的にはこの事象はトラブルや問題という物ではありません。
OpenCoreの起動先はNVRAMの内容を読み込んでいます。
起動毎にOpenCore のブートピッカーが表示するような設定で、OSが複数インストールされている環境であれば、利用するOSを起動の度に選択すれば問題ありません。
しかし、例えばよく利用するOSがmacOS Venturaであるのに、既定でmacOS Montereyが選択される場合、起動の度にmacOS Venturaを指定するのは少し面倒に感じるかもしれません。
OpenCoreの既定の起動先を変更する方法
前述のとおり、OpenCore の起動先はNVRAMの内容を読み込んでいるため、macOS の「システム環境設定」や「システム設定」から変更が可能です。
OpenCore のブートピッカー上で既定を変更する
▼ OpenCore のブートピッカーが立ち上がったら既定の起動先にしたいボリュームを選択し、control キーを押しながらreturn(Enter) キーを押して起動します。
これで、次の起動から指定したOS(ボリューム)から起動します。
まとめ
ここまで、OpenCoreのデフォルトの起動先ボリュームを変更する方法についてみてきました。
Macに単一のOSしかインストールしていない場合にはさほど意識することはありませんが、2つ以上のOSがインストールされている場合には確認しておきたい内容でした。
それでは、引き続き楽しいMacライフを!
では!
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2023.10.18 リンク先を改訂版のものに変更しました。
2023.01.16 タグ「OpenCore Legacy Patcher Tips」を追加しました。
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2023.01.16 記事内のリンクを修正しました。(2件)
2023.01.16 記事のカテゴリーを「Tips」から「Mac」へ変更しました。
2022.11.05 表記とリンクを追加しました。
2022.11.04 表記とアイキャッチ画像(OGP)の差し替えを行いました。