WWDC 2020直前!新型iMacを徹底的に予想してみた

コラム

WWDC 2020直前!新型iMacを徹底的に予想してみた

現地時間6月22日(日本時間の6月23日午前2時)よりオンラインでのAppleの世界開発者会議(WWDC 2020)の開催が予定されております。今回のWWDCは史上初となるストリーミングでのオンライン開催で、基調講演はカリフォルニア州クパチーノ市のApple Parkで行われます。

さて、今回のWWDCでは、iOSやmacOS、iPadOS、watchOS、tvOSについての発表から、新しいサービスやハードウェアについての発表があると思われますが、筆者的には新しいiMac (29-inch 2020)(予想)が非常に気になるところであります。

というのも、現時点で、新しいiMacはベゼルが細く(ベゼルレス)なることや、WWDC 2019の際に発表されたPro Display XDRのようなデザイン、iPad Pro design languageを取り入れたデザインであることが噂されており、変更されれば、2012年から(規模によっては2009年から)続くiMacのデザインが刷新されるからです。

iMac 2020の筐体デザイン

iMacは2009年から大きなデザインの変更はありません。iMac (Late 2012)以降ではApple製品全体でのSuperDrive(光学ドライブ)廃止の流れを受けて、今まで続く筐体になりました。

ただし、変更点と言えばそれくらいであり(2012年の薄型化は先進的なデザインで大きな変更ともいえるが)正面から見た時のデザインは2009年から変わっていません。

筆者的には、一度完成したデザインを無暗に変更しない、というAppleの姿勢は好感が持てますし、Appleを使うメリットの一つだとも思います。(Apple的には筐体デザインを変えるとコストが嵩むというデメリットを見越した判断もあると思いますが…。)例えば、毎年流行の型が変わる服飾品の文化はどこか落ち着かず、今の時代にあっていないとさえ思います。

というような前提を踏まえると、もしデザインが一新されれば、今後数年間はそのデザインを維持するのでしょう。

全面

現状の噂を元に作成した、iMac 2020の予想デザインはこちら。

極限までベゼルを細くするとなると液晶の角の部分は丸められるのでしょうか?

iMac 2020の背面

ちなみに、裏はこんな感じと予想しました。

デスクトップとして発売されているモデルの為、まさかRJ45が廃止されることはないと思いますが、Wi-Fi 6 (IEEE 802.11ax)対応に伴い、RJ45ポートの廃止も・・・?

Appleでは長い時間をかけて、パンチングメタルのようなユニークな通気孔を開発したようです。果たして、この通気孔をMac ProとPro Display XDRのようなハイエンドモデルだけに留めるのか、それともiMacや他のプロダクトにも取り入れていくのかは非常に気になる部分です。

新しい通気孔は剛性を犠牲にすることなく空気の流れを従来よりも増やすことが可能とされています。その為、ファンの速度やサイズなどを抑えることが可能なである為、今までよりも静かな製品になると思います。

iMac 2020の側面

もし、上記のようなデザインとなるとしたら、iMacは現状よりもソリッド(直線的)なイメージとなるでしょう。

現状のiMacを左右上下から見てみると、ちょうどiPad 1st (2010)のような美しい曲線を備えています。筐体のデザインが一新される際に、このような特徴が継承されるかどうかはやや怪しいようにも思います。iPad Pro 11-inch (2018)からのソリッドなイメージを持つiMacなのではないでしょうか?

スペック

その他の仕様については、下記の様になると予想しています。

iMac (Retina 5K, 29-inch, 2020)iMac (Retina 4K, 23-inch, 2020)
CPUIntel Core i5-10400
Intel Core i5-10600K
Intel Core i9-10900K
Intel Core i3-10100
(or Core i3-9100)
Intel Core i5-10500K
(or Core i5-9500K)
GraphicsAMD Radeon Pro 5300
AMD Radeon Pro 5500 XT
AMD Radeon Pro 5600 XT
AMD Radeon Pro 5300
AMD Radeon Pro 5500 XT
RAM8GB 2,933MHz DDR4
16GB 2,933MHz DDR4
32GB 2,933MHz DDR4
64GB 2,933MHz DDR4
8GB 2,933MHz DDR4
16GB 2,933MHz DDR4
32GB 2,933MHz DDR4
ストレージ2TB Fusion Drive
3TB Fusion Drive
256GB SSD
512GB SSD
1TB SSD ( + T2)
2TB SSD ( + T2)
3TB SSD ( + T2)
1TB Fusion Drive
2TB Fusion Drive
256GB SSD
512GB SSD
1TB SSD ( + T2)
2TB SSD ( + T2)

CPU

CPUは第10世代CoreシリーズのComet Lake-Sになるだろうと思います。また、しばらくの間は、9世代Coreシリーズを搭載したiMac (2019)を併売すると予想しています。

Face ID

Face IDについてはほぼ確実に搭載されるでしょう。従来、iPhoneやiPad Proで利用できていたミー文字が、今回Macでも使えるようになるのではないかと噂されています。

ただし、ベゼルが細くなったからと言って、iPhoneのようなノッチはできないと思われます。

WWDC 2020

ストレージ

ストレージについてはFusion Driveの廃止をよく耳にしますが、現時点では選択肢として残されるようにも思います。
iMacはAppleの他のプロダクトと比べるとお得感のある製品です。もし、Fusion Driveが選択肢から消えると映像制作などで広大なストレージを必要とするユーザーがiMacを選択する際にはSSD 1TBなどのオプション選択を強いられます。途端にiMacの単価が跳ね上がります。SSD 512GBをベース構成とする場合には問題ないかと思われますが(ユーザー側的には嬉しい)、Appleの利益は圧縮されます。この点が微妙な雰囲気なので、筆者はFusion Driveは残されると思います。(T2チップ搭載の問題は残るものの)

OSはmacOS 10.16 Redwoodが搭載されるものと思われ、新機能などではCatalyst版メッセージアプリが挙げられます。現状のメッセージアプリでは、iPhoneなどでは利用できるメッセージエフェクトなどが利用できません。Catalyst版となることで、メッセージエフェクトなどの機能がMacでも解禁となるものとみられています。

その他、Twitterなどではおなじみの「@」とユーザー名を利用して特定のユーザーにメッセージを送る、「メンション機能」やGmailやLINEでおなじみの「メッセージ撤回機能」が追加されるかもしれません。

ちなみに、筆者は上記画像に加え、現状のiMacを細ベゼル化したようなデザインの画像も作成してみたものの、こちらの可能性は低そうです。

終わりに

8年続いたこのデザインがついに刷新されるのではないかと、非常に楽しみである反面、この完成されたデザインが新しいものになるといった、ややノスタルジックな感覚に襲われています。

現在、ArmベースのMacが噂されていますが、こちらは実現しないといいな、というのが正直なところです。Power系のCPUからIntelに移行した時も大きな痛みを伴ったと聞いていますが、現在のAppleと過去のAppleとでは影響の範囲が違うように思います。視点を変えれば、昨今のシェアウェアではサブスクリプションがメジャーになりつつあり、ビジネスユースでもMacを乗り換えた時点でソフトもアップデートするようなイメージで移行が進んでいくことでしょう。ただし、日本国内では買い切りのソフトの方が優勢であるようにも思えるため、そう上手くIntel MacからArm版 Macに移行できるのかは微妙なような気もします。願わくば、現在ささやかれているのが一連のArm版 Macが、「T3チップ」のような機能を補完するような機構としてArmチップが搭載されればな、と思います。

この答え合わせはちょうど一週間後に行われる、WWDCで語られることでしょう。

WWDC20 – Apple Developer

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追記

2020年6月22日 – おすすめコンテンツを追加しました。